売り優勢の展開か

 
明日(26日)の東京株式市場は、買い手掛かり材料の乏しいなかで、米中貿易摩擦深刻化への警戒感が根強いなか、売り優勢の展開となりそうだ。
 
テクニカル的には、25日線は抵抗となった一方、26週線は支えになっており、あす何事もなかったかのように強い反発が見られてもおかしくはない。
ただ、きょうの動きを見ると、中途半端に反転するよりは、商いの増加を伴った下げを見た方が、その後の上昇が期待できそうな雰囲気もある。
 
足元の進ちょくを見て見直し買いが入る可能性が高いと考える。それまでにもう少し時間がある点が波乱要素とはなるものの、過度に悲観に傾く局面ではない。安い指値を入れて押し目をじっくり待つ、下げても慌てずのスタンスを推奨したい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
 
23063.34  ボリンジャー:+2σ(25日)
22966.38  新値三本足陽転値
22816.26  ボリンジャー:+1σ(25日)
22781.16  ボリンジャー:+1σ(13週)
22580.21  均衡表転換線(日足)
22569.18  25日移動平均線
22514.23  均衡表雲上限(日足)
22510.38  6日移動平均線
22491.02  均衡表基準線(日足)
22491.02  均衡表転換線(週足)
22397.03  13週移動平均線
 
22338.15  ★日経平均株価25日終値
 
22332.28  26週移動平均線
22322.09  ボリンジャー:-1σ(25日)
22238.42  均衡表基準線(週足)
22168.20  均衡表雲上限(週足)
22137.84  75日移動平均線
22075.01  ボリンジャー:-2σ(25日)
22037.50  200日移動平均線
22012.90  ボリンジャー:-1σ(13週)
21827.93  ボリンジャー:-3σ(25日)
21698.94  均衡表雲下限(日足)
21628.77  ボリンジャー:-2σ(13週)
21498.77  ボリンジャー:-1σ(26週)
21244.63  ボリンジャー:-3σ(13週)
20977.58  均衡表雲下限(週足)
 
 
25日の日経平均は続落した。日々線は2日連続で25日線を下回って推移したほか、終値は13週線を下回り、一時は26週線を割り込む場面もあった。5日線と25日線はともに下降を続けており、日経平均は短中期的な下落トレンド入りが一段と鮮明になった。
 
ボリンジャーバンドでは、日々線は先週21日に+1σ付近から下降を始めた流れが続き、本日は-1σ手前で大引けを迎えた。先週は-1σを下回っており、日経平均は下げ余地が残っているようだ。
一方、RSIは36.93%に低下したが、売られ過ぎ圏入りを示す30%割れはまだ遠く、底値到達にはもうひと押しがありそうだ。
 
 
【東証1部に市場変更】
(25日大引け後 発表分)
■アイモバイル <6535> [東証M]
東証が7月2日付で東証1部に市場変更する。
 

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