13日の東京株式市場は反落後、売り一巡後は下げ渋り、2万1000台後半でのもみ合いが続くと予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万1700円-2万2000円。
現地12日の米国株安を受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比475円安の2万1775円だった。朝方は、株価指数先物を中心に同清算値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。2万1000円台後半からのスタートが想定され、序盤は総売りとなるだろう。
日経平均株価は12日時点でPERが12.5倍台にあり「割高感はない」との声も聞かれ、リバウンド狙いから押し目を拾う動きもみられそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(12日終値114円16-18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同128円52-56銭)と円高に振れている。
【好材料銘柄】
■木村化工機 <6378>
今期経常を72%上方修正。
■ピクセルカンパニーズ <2743>
バンダイナムコアミューズメントとの共同プロジェクトとして「鉄拳シリーズ」のカジノゲーミングマシン「TEKKENTM VIDEO SLOT」を開発。1-9月期(3Q累計)最終が赤字縮小で着地。
■日本エマージェンシーアシスタンス <6063>
1-9月期(3Q累計)経常は13倍増益・通期計画を超過。
■ナビタス <6276>
上期経常は2.2倍増益で上振れ着地。
■エスケーエレクトロニクス <6677>
今期経常は2%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期も17円継続へ。
■大泉製作所 <6618>
上期経常を64%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
13(火)
30年国債入札
《決算発表》
三菱UFJ、リクルートHD、鹿島、住友不、光通信、マツオカ、ロート、荏原、THK、QBネットHD、九州FG、東京精、MTG、タカラトミー、大日印、セイコーHD、クレセゾン、イオンFS、アサヒインテック
【海外】
独11月ZEW景況指数(19:00)
米10月財政収支(11/14 4:00)
《米決算発表》
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小松
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