3日の日経平均株価は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7800円を想定。
NYダウ平均は435ドル高の33248ドルで取引を終えた。ナスダックが2.7%高と3指数の中で最も強い動き。
きのう2日の日経平均株価は、動意薄ながら底堅く推移したことや、現地2日の米国株式が3日ぶりに反発したこともあり、買い先行スタートとなろう。今週超えられそうで超えられなかった節目の2万7500円を大きく上回るスタートが見込まれる。
ただ、手がかり材料難のなか、現地3日には米5月雇用統計の発表を控え「時間の経過とともに見送りムードが強まることも想定される」との声も聞かれた。
為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の後半(2日は129円88-90銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同138円79-83銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比315円高の2万7775円だった。
【好材料銘柄】
■フルッタフルッタ <2586>
21年度のアサイーフリーズドライパウダーの出荷量が前年比80%超を達成。
■FIG <4392>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ピープル <7865>
非開示だった上期経常は24倍増益へ。4月売上高は前年同月比65.2%増。
■エービーシー・マート <2670>
5月既存店売上高は前年同月比10.1%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
■アダストリア <2685>
5月既存店売上高は前年同月比31.9%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
■ユーグレナ <2931>
中川物産グループのガソリンスタンドで次世代バイオディーゼル燃料の一般向け継続販売を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
3(金)
予定はありません
【海外】
米5月雇用統計(21:30)
米5月ISM非製造業指数(23:00)
休場:中国、香港(端午節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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