19日の日経平均株価は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万7000円を想定。
NYダウ平均は39ドル安の34411ドルで取引を終えた。米国株は下落で終えたが、落ち着いた値動き。
日経平均株価は、きのう18日に大幅続落した反動から、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、手がかり材料難のなか、ウクライナ情勢の先行き不透明感や、中国の景気動向への警戒などもあり、積極的な買いは期待しづらく、戻りは限定的となることも想定される。引き続き、時間外取引での米株価指数先物や、中国・上海総合指数の値動きに影響を受ける場面がありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=127円前後(18日は126円63-65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円前後(同136円64-68銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比95円高の2万6845円だった。
【好材料銘柄】
■マーチャント・バンカーズ <3121>
創薬ベンチャー子会社のバイオジップコードが糖尿病治療の国際特許に関する権利を取得する。
■TSIホールディングス <3608>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.56%にあたる600万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施。うち360万株を19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。取得した株式は23年1月31日付ですべて消却する。
■エーアイ <4388>
前期経常を45%上方修正、配当も1.5円増額。また、弥生が音声合成エンジン「AITalk」を広報動画や教材制作で導入。
■宮入バルブ製作所 <6495>
前期経常を3.7倍上方修正、未定だった配当は2期ぶり1円で復配。
■大阪ガス <9532>
前期最終を一転58%増益に上方修正・6期ぶり最高益更新へ。
■ブイキューブ <3681>
ゴーグルなどの装着なしでVR・メタバース空間を体感できる個室ブース「メタキューブ」を開発。
■大阪ソーダ <4046>
前期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
19(火)
予定はありません
【海外】
IMF世界経済見通し発表
米3月住宅着工件数(21:30)
《米決算発表》
IBM、ネットフリックス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、トラベラーズ、ハリバートン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
