堅調展開か

16日の日経平均株価は、続伸後も堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5300円-2万5800円を想定。
NYダウ平均は599ドル高の33544ドルで取引を終えた。原油安が一段と進んだことで、インフレ高進への過度な警戒が後退。エネルギー株を除く幅広い業種に買いが入り、3指数とも取引終盤に高値をつけた。
きのう15日の日経平均株価は、小幅ながらも続伸し、しっかりした展開だったことや、現地15日の米国株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=118円台の前半(15日は117円97-99銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円82-86銭)と小動き。引き続き、対ドルでの円安を背景に、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かいそう。
ただ、現地16日には、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表されることから、取引時間の終盤にかけて模様眺めムードが広がる場面も想定される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比245円高の2万5375円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ブラス <2424>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.3%にあたる30万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■長栄 <2993>
今期経常を一転12%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も31.78円増額。
 
■サン電子 <6736>
非開示だった今期経常は8.8倍増で21期ぶり最高益、未定だった配当は30円増配。
 
■セレスポ <9625>
今期経常を2.6倍上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も50円増額。
 
■アールプランナー <2983>
今期経常は8%増で2期連続最高益、15円で初配当へ。
 
■パーク24 <4666>
11-1月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。タイムズパーキングの2月売上高は前年同月比2.1%減。
 
■エアトリ <6191>
今期最終を2倍上方修正。また、SaaS、DX事業に挑戦する創業期の未上場企業を対象に投資を行うGazelle Capital2号ファンドへの出資を決定。
 
■ジェイック <7073>
前期経常が上振れ着地・今期は86%増益、前期配当を11.78円増額・今期は17円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
16(水)
《決算発表》
2月貿易収支(8:50)
2月訪日外客数(16:15)
《決算発表》
セルソース、スマレジ、サーキュ、モロゾフ、AB&C、バルニバーヒ、アシロ、LeTech
 
【海外】
パウエルFRB議長会見
米2月小売売上高(21:30)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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