堅調展開か

 
17日の日経平均株価は続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万5800円-2万6400円を措定。
NYダウ平均はロシアとウクライナの停戦合意期待から大きく上昇して始まった後、FOMCの決定を受けて急失速してマイナス転換。しかし、すぐにプラス圏に浮上すると、終盤にかけて上げ幅を拡大。最終的には518ドル高の34063ドルと大幅高で取引を終えた。
基本的には米国マーケットがFOMCを波乱なく消化したことを好感する地合いとなるだろう。
日経平均株価は、きのう16日の堅調な値動きや、現地16日の欧米株式が上昇した展開を受け、買い優勢スタートとなろう。心理的なフシ目の2万6000円超えも見込まれ、投資家心理の好転が期待される。
ただ、25日移動平均線(16日時点で2万6338円)近辺では、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値が重くなることもありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=118円台の後半(16日は118円37-38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同129円72-76銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比525円高の2万6125円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■三井松島ホールディングス <1518>
今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。
 
■FRONTEO <2158>
AI医療機器・ヘルスケアソリューションのAmazon Web Services(AWS)上での展開に向けた開発を開始。
 
■アピリッツ <4174>
今期経常は86%増で7期ぶり最高益、5円増配へ。
 
■富士興産 <5009>
発行済み株式数(自社株を除く)の17.56%にあたる140万株(金額で12億9360万円)を上限に、3月17日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。筆頭株主のアスリード・キャピタルが保有株売却の意向を示したことに対応する。
 
■富士ソフトサービスビューロ <6188>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.96%にあたる40万株(金額で1億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月17日から12月23日まで。
 
■アシロ <7378>
11-1月期(1Q)最終は87%増益で着地。
 
■トルク <8077>
11-1月期(1Q)経常は62倍増益で着地。
 
■川崎近海汽船 <9179>
川崎汽船 <9107> が株式交換で完全子会社化する。6月1日付で同社株1株に対し、川崎汽船株0.58株を割り当てる。
 
■アジアゲートホールディングス <1783>
子会社NC MAX WORLDがFJネクストと不動産開発に関するアドバイザリー業務委託契約を締結。
 
■クロスキャット <2307>
発行済み株式数の7.69%にあたる141万6246株の自社株を消却する。消却予定日は4月4日。
 
■日本電産 <6594>
世界最薄クラスのリニア振動モータ「Slider」を開発。
 
■アイリックコーポレーション <7325>
埼玉県警察にAI-OCRソリューション「スマートOCR」を導入。
 
■クロスフォー <7810>
上期経常が赤字縮小で着地・11-1月期は黒字浮上。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
17(木)
日銀金融政策決定会合(~3/18)
1月機械受注(8:50)
2月首都圏マンション販売(14:00)
《決算発表》
エニグモ、GA TECH、トウキョベース、ネオジャパン、MacbeeP、アルデプロ、CAICA、ダブルエー、coly、カラダノート、旅工房、SKIYAKI、Mマート
 
【海外】
英国金融政策発表
米2月住宅着工件数(21:30)
米3月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米2月鉱工業生産(22:15)
《米決算発表》
フェデックス、ダラー・ゼネラル
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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