28日の日経平均株価は堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7800円－2万8500円を想定。
NYダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落。ダウ平均は153ドル高の34861ドルで取引を終えた。3指数そろい踏みの上昇とはならなかったが、米国株は落ち着いた動き。下げたナスダックも引けにかけて大きく値を戻している。
日経平均株価は25日まで9連騰と強い基調が続いており、海外からの弱材料が乏しければ、多くの銘柄に見直し買いが入りやすい。ただ、前週末25日までに9日続伸していることや、同25日には200日移動平均線（前週末時点で2万8274円）に上値を抑えられる格好となったこともあり、利益確定売りに押される場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝122円台の前半（前週末25日は121円73－75銭）と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ＝134円台の前半（同134円17－21銭）と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比135円高の2万8045円だった。
【好材料銘柄】
■テリロジー <3356>
子会社テリロジーワークスがサイバーセキュリティ関連コンサルティングを展開する日本サイバーディフェンスと資本業務提携。
■日本パーカライジング <4095>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.66％にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から12月30日まで。
■JTOWER <4485>
NTTドコモが保有する通信鉄塔最大6002基の取得、および取得後にドコモが通信鉄塔を利用することに関する基本契約を締結。
■第一商品 <8746>
クラウドバンクの株式を追加取得し持ち分法適用関連会社化。
■レーサム <8890>
発行済み株式数の19.53％にあたる900万株の自社株を消却する。消却予定日は3月31日。
■クリーク・アンド・リバー社 <4763>
前期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
■ENEOSホールディングス <5020>
今期最終を75％上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
■古河電池 <6937>
22年3月期第4四半期に投資有価証券売却益13億円を特別利益に計上する。業績予想には織り込み済み。
■浜松ホトニクス <6965>
今期経常を27％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
28（月）
予定はありません
【海外】
米2年国債入札
米5年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
