17日の日経平均株価は、堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万9700円-3万円を想定。
NYダウ平均は54ドル高の36142ドルで取引を終えた。
注目の小売指標が強かったこと、それに対して米国株もしっかり買いで反応したことから、日本株も連れ高の展開を予想する。
きのう16日の日経平均株価は、一時、心理的なフシ目の3万円に迫る場面がみられたものの、戻り待ちの売りに押される動きだった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半(16日は114円26-28銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円02-06銭)とやや円高に傾いている。
シカゴ日経平均先物は小高い程度で3万円は抵抗になるかもしれないが、米国の年末商戦への期待が高まる中では売りは出しづらい。ドル・円が115円に接近していることは、外需企業の買い安心感を高める。押し目があれば買いは入りやすく、しっかりとした動きが続くと予想する
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比55円高の2万9825円だった。
【好材料銘柄】
■サンバイオ <4592>
米国再生医療企業のD&P BioinnovationsとMSC2細胞を利用した食道再生インプラントの開発および商業化で業務提携。
■Fast Fitness Japan <7092>
東証1部への市場変更を申請。
■ALBERT <3906>
SBI証券と協業し、顧客属性に応じてマーケティングを最適化するAIモデルの開発を開始。
■鎌倉新書 <6184>
東京スター銀行と業務提携。東京スター銀の顧客に終活ワンストップサービスを提供する。
【主な経済指標・スケジュール】
17(水)
【国内】
10月貿易収支(8:50)
9月機械受注(8:50)
【海外】
米10月住宅着工件数(22:30)
米20年国債入札
《米決算発表》
ロウズ、ターゲット、エヌビディア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
