堅調展開か

7日の東京株式市場は、堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2400円-2万2650円。
貿易摩擦への警戒はくすぶるが、米国株がしっかりした動きとなっており、東京株式も買い優勢の展開を予想する。
ソフトバンクの値動きに指数が連動するような地合いとなる可能性もあるだろう。先週の動きでも2万2500円より下では買いが入っている。下値が堅いと想定される。
 
日経平均株価は、直近3営業日続けて日足チャート上で陰線を形成。上値の重さが意識されるが、好業績銘柄への個別物色が中心になるとみられる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(6日終値は111円26-27銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円66-70銭)と小動き。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比50円高の2万2540円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■不動テトラ <1813>
4-6月期(1Q)経常は79%増益で着地。
 
■北の達人コーポレーション <2930>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.50%にあたる70万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。
買い付け期間は8月13日から19年2月28日まで。
 
■あすか製薬 <4514>
上期経常を4倍上方修正。
 
■シグマクシス <6088>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
 
■豊和工業 <6203>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.19%にあたる15万株(金額で1億4055万円)を上限に、7日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■日本電子材料 <6855>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■パス <3840>
19年3月期第1四半期(4-6月)の業績速報値を発表。経常損益は700万円の黒字(前年同期は1700万円の赤字)に浮上する見通しとなった。
 
■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
今期経常は31%増で3期連続最高益、2.5円増配へ。
 
■D.A.コンソーシアムホールディングス <6534>
博報堂DYホールディングス <2433> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。
TOB価格は1株3700円で6日終値を40.7%上回る水準。
買付期間は8月7日から9月18日まで。
 
■やまねメディカル <2144>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■東洋ドライルーブ <4976>
前期経常を23%上方修正・11期ぶり最高益更新へ。
 
■和井田製作所 <6158>
今期経常を68%上方修正・12期ぶり最高益、配当も8円増額。
 
■新日本建物 <8893>
4-6月期(1Q)経常は69%増益で着地。
 
■手間いらず <2477>
今期経常は17%増で5期連続最高益、前期配当を4.5円増額・今期も14.5円継続へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
7(火)
6月家計調査(8:30)
6月毎月勤労統計調査(9:00)
6月景気動向指数(14:00)
10年物価連動国債入札
JPX日経400銘柄入れ替え発表
《決算発表》
大林組、鹿島、三菱マ、島津製、NTT、日清紡HD、デンカ、日清食HD、クラボウ、紙パル商、森永乳、不二製油、日精機、稲畑産、日本粉、明治HD、博報堂DY、キリンHD、TOKAI HD、プレサンス、シップHD、マクロミル、日本新薬、トレンド、住友ゴム、住阪セメ、東海カ、SANKYO、JESHD、エレコム、横河電、IHI、ノジマ、ゼンショーHD、ワークマン、コロワイド、ニコン、オリンパス、バンナムHD、NISSHA、ケーズHD、京阪HD、ベネッセHD、ダイキン、東急建設、福島工業、KYB、市光工、ホシザキ、スクエニHD
 
【海外】
米6月消費者信用残高(8/8 4:00)
米イラン制裁再開
《米決算発表》
AES、PPL、エマソン・エレクトリック、DXCテクノロジー、ウォルト・ディズニー、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス、アルベマール
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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