堅調展開か

24日の東京株式市場は、堅調展開か
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円。
23日の米国株式はまちまちの動きだったものの、日経平均株価は3日続落し、円高が一服しており、ひとまずこれを好感して、買い戻しが優勢の展開を予想する。
 
来週の日銀会合(7/30~31)までは為替も極端な円高には振れづらくなると想定される。日銀会合がクローズアップされたことで動きづらい地合いにはなりそうで、2万2500円より上は重いとみるが、きのうが大幅安となった分、一定の戻りは期待できるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(23日終値110円96-97銭)とやや円安に振れ、ユーロ・円は1ユーロ=130円台の前半(同130円18-22銭)で推移する。
きのう23日には対ドルで円高に進んだ反動もあり、輸出関連銘柄には見直しの動きが進みそう。
ただ、買い手掛かり難の状況が続くことから、上値は限定的となる可能性もある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比80円高の2万2460円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■昭和シェル石油 <5002>
上期経常を97%上方修正・10期ぶり最高益更新へ。
 
■小野測器 <6858>
上期経常を47%上方修正、通期も増額。
 
■レノバ <9519>
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■テックファームホールディングス <3625>
前期経常を56%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478>
4-6月期(1Q)経常は52%増益で着地。
また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.59%にあたる60万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
24(火)
40年国債入札
《決算発表》
高純度化、タツタ線、日車輌、信越ポリ、日立ハイテク、両毛シス、ユアテック、総合メディ、富通ゼネ、三菱自
 
【海外】
米5月FHFA住宅価格指数(22:00)
《米決算発表》
パッカー、バイオジェン、イーライリリー、ユナイテッド・テクノロジーズ、クエスト・ダイアグノスティクス、インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ、ハーレーダビッドソン、シャーウィン・ウィリアムズ、ロッキード・マーティン、3M、テキサス・インスツルメンツ、AT&T
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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