堅調展開か

2日の日経平均株価は続伸後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8000円-2万8400円。
米国株は上昇。NYダウ平均は229ドル高の30211ドルで取引を終えた。寄り付きから3万ドル台を回復すると、上げ幅を広げる展開。アマゾンやアルファベットなど、決算発表を控えた大型グロース株が買われたことに加え、投機的な売買で押し上げられたゲームストップが大幅安となったことなどから、市場の混乱が収束するとの期待が高まった。
米国株の上昇を素直に好感した買いが入ると予想する。きのうの日経平均は大幅高で2万8000円台を回復しており、下値不安は和らいでいる。
 
21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算発表が本格化するなか、好業績銘柄への物色が中心になりそう。ただ、米時間外取引での米株価指数先物の動きに対し、神経質な動きをみせる場面は続くとみられ、注意が必要とみられる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の後半(1日終値は104円74-75銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の半ば(同127円01-05銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比155円高の2万8295円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
酒類・食品の卸売会社である国分グループ本社と資本業務提携。国分を引受先とする118万8500株の第三者割当増資を実施する。
 
■アグレ都市デザイン <3467>
4-12月期(3Q累計)経常が7.6倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
 
■荏原実業 <6328>
前期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
■岩崎電気 <6924>
今期経常を69%上方修正。
 
■アンビスホールディングス <7071>
上期最終を一転36%増益に上方修正、通期も増額。
 
■フタバ産業 <7241>
今期経常を2.2倍上方修正。
 
■愛三工業 <7283>
今期経常を3.7倍上方修正、配当も1円増額。
 
■レカム <3323>
トランス・コスモス <9715> とパートナーシップ契約を締結し、アセアン地域でウイルス除菌装置「ReSPR」のEC販売を開始。
 
■電算システム <3630>
今期経常は微増で5期連続最高益、1円増配へ。
 
■コラボス <3908>
今期経常を8.3倍上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.59%にあたる7万5000株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■カラダノート <4014>
人材紹介事業に参入。
 
■資生堂 <4911>
前期経常を一転黒字に上方修正。
 
■イーグル工業 <6486>
10-12月期(3Q)経常は14倍増益。
 
■スミダコーポレーション <6817>
前期税引き前を15億円に上方修正、未定だった配当は15円減配。
 
■アルデプロ <8925>
上期経常を2.8倍上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
2(火)
【国内】
1月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
デンソー、三井住友、三菱電、パナソニック、豊田織機、豊通商、MonotaRO、日本酸素、東武、東ソー、日精工、日ユニシス、ニチレイ、豊田合、三菱自、トヨタ紡織、テクノプロHD、ジェイテクト、日光電、日電硝、東京精、コニカミノルタ、宇部興、大和工、ジョイ本田、群馬銀、フジミインコ、イリソ電子、アクシアル、エディオン、タカラスタン、いなげや、エフ・シー・シー、GMOFHD、千代建、デクセリアルス、日管財、マンダム、ユアサ商、ホクト、愛知鋼、住友理工、セプテーニHD、三井倉HD、東邦銀
 
【海外】
《米決算発表》
アマゾン・ドットコム、アルファベット、ファイザー、UPS、エクソンモービル、アムジェン
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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