堅調展開か

 
3日の日経平均株価は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8300円-2万8500円。
米国株は上昇。NYダウ平均は475ドル高の30687ドルで取引を終えた。大型の経済対策への期待が高まり、金融株など景気敏感株が上昇を先導。ゲームストップの急落も、市場の混乱が沈静化するとの期待を高めた。
きのう2日の堅調な地合いが継続するとみられるなか、欧米株式が上昇したこともあり、買い先行のスタートとなりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の後半(2日終値は104円98-99銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円69-73銭)とやや円高方向にある。NY市場では、一時105円台を付けるなど、円安方向に振れていたこともあり、輸出関連銘柄に見直しの動きが出る場面もありそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比115円高の2万8475円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■MonotaRO <3064>
今期経常は26%増で12期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は実質増配。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
 
■EPSホールディングス <4282>
10-12月期(1Q)経常は92%増益で着地。
 
■セプテーニ・ホールディングス <4293>
10-12月期(1Q)税引き前は2.1倍増益で着地。
 
■デクセリアルズ <4980>
今期経常を40%上方修正。
 
■正興電機製作所 <6653>
今期経常は52%増で29期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期も25円継続へ。
 
■キングジム <7962>
上期経常が4.1倍増益で着地・10-12月期も3.9倍増益。
 
■ジョイフル本田 <3191>
非開示だった今期経常は12%増益、未定だった配当は2円増配。
 
■TDCソフト <4687>
4-12月期(3Q累計)経常が13%増益で着地・10-12月期も26%増益。
 
■日本電気硝子 <5214>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は5%増益へ。
 
■日本精工 <6471>
今期税引き前を8倍上方修正。
 
■パナソニック <6752>
今期税引き前を53%上方修正。
 
■日本光電 <6849>
今期経常を16%上方修正・7期ぶり最高益更新へ。
 
■良品計画 <7453>
1月直営既存店売上高は前年同月比30.4%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■カンダホールディングス <9059>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
3(水)
【国内】
《決算発表》
ソニー、三菱商、花王、三井物、ZHD、シスメックス、エーザイ、野村HD、丸紅、住友電、三菱ケミHD、日清食HD、スクエニHD、ブラザー、ヒロセ電、カカクコム、空港ビル、コンコルディア、郵船、日油、スズケン、ニフコ、ハウス食G、カゴメ、双日、富士急、日触媒、ダイセル、川崎船、科研薬、三菱食品、プリマハム、パラベッド、スカパーJ、サンケン電、日鉄物産、コロプラ、JCU、ティーガイア、サンゲツ、前田工繊、メガチップス、太平洋、三菱総研、文化シヤタ、ジャックス、松屋フーズ、タキロンシーアイ、昭電線HD、武蔵銀、よみラント
 
【海外】
米1月ADP全米雇用リポート(22:15)
米1月ISM非製造業指数(2/4 0:00)
《米決算発表》
バイオジェン、クアルコム、イーベイ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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