28日の日経平均株価は続伸しそうだ。
日経平均株価の予想レンジは2万3100円-2万3350円。
先週末の米国株は大幅上昇。NYダウ平均は358ドル高の27173ドルで取引を終えた。
米国で主力ハイテク株に持ち直しの動きが見られており、売り込みづらい地合いが醸成されるだろう。ドル円が円安方向に傾いている点も日本株には安心材料。9月の配当権利付き最終売買日で、株価指数連動型ファンドを運用する投資家から将来受け取る見込みの配当金を再投資する先物買いも入るとみられる。
一方、米中貿易摩擦を巡る不透明感は重荷。日経平均は前週末終値を100円ほど上回る2万3300円近辺で推移するだろう。
。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同25日の大阪取引所終値比135円高の2万3165円だった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(前週末25日終値は105円38-39銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の後半(同123円04-08銭)とやや円高に振れている。
【好材料銘柄】
■ハイマックス <4299>
今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益更新へ。
■日本精化 <4362>
上期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、通期も増額。
■スカラ <4845>
日本初の官民共創を展開するPublic dots & Company社と業務提携し、共創型DXプラットフォームシステム「CO-DO」の開発に着手。
■キャリアリンク <6070>
今期経常を一転2.7倍増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
■カワセコンピュータサプライ <7851>
非開示だった今期経常は黒字浮上へ。
■ジュンテンドー <9835>
今期経常を2.1倍上方修正。
■サンテック <1960>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.96%にあたる16万株(金額で1億1088万円)を上限に、9月28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行済み株式数の5.56%にあたる100万株を9月30日付で消却する。
■ピックルスコーポレーション <2925>
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ヤマウ <5284>
上期経常を赤字縮小に上方修正。
■ビジネスブレイン太田昭和 <9658>
非開示だった今期経常は2%増で3期連続最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
28(月)
【国内】
配当・優待権利付き最終日
《決算発表》
しまむら、ハローズ、ハイデ日高、あさひ
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
