10月1日の日経平均株価は反発しそうだ、その後、しっかりした展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万3100円-2万3400円
きのう9月29日は、米大統領候補のテレビ討論会を受け、時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を広げたことから売りが優勢となっていた。
ただ、現地9月30日の米国株式は反発した動きをみせたことは、ポジティブサプライズ。米大統領選への過度な警戒が和らぎ、押し目買いが活発になるだろう。
日経平均株価は5日移動平均線(9月30日時点で2万3305円)が意識されそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所終値比75円高の2万3265円だった。
国内ではきょうから「GO TO トラベル」に東京が追加されるなど期待材料もあり、終日強い基調が続くと考える。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(9月30日終値は105円61-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の半ば(同123円90-94銭)と小動き。
【好材料銘柄】
■ケアネット<2150>
メディカル・データ・ビジョン<3902>と包括業務提携。
■エイジア<2352>
今期売上を23%上方修正・最高予想を上乗せ。
■フェリシモ<3396>
今期経常を一転31%増益に上方修正。
■北越コーポレーション<3865>
今期最終を2.1倍上方修正。
■シャノン<3976>
今期経常を一転黒字に上方修正。
■あすか製薬<4514>
あすか薬が創製した前立腺肥大症治療薬「AKP-009」の共同開発と販売などで杏林製薬と契約を締結。これにより杏林製薬から契約一時金を受け取るほか、一定の成果に応じた開発マイルストーンに伴う一時金を受領する。
■川金ホールディングス<5614>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。鈴木信吉社長が全株保有するSSホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株388円で30日終値を27.2%上回る水準。買い付け期間は10月1日から11月12日まで。
■HPCシステムズ<6597>
AOSデータとデータ復旧サービスで業務提携。
■ニューテック<6734>
上期経常を一転55%増益に上方修正・最高益更新へ。
■エコートレーディング<7427>
上期経常を2.2倍上方修正。
■バリュエンスホールディングス<9270>
前期経常を2.5倍上方修正。
■栄研化学<4549>
新型コロナウイルス検出試薬の供給体制を整備。また、インドで同試薬を用いた検出システムの製品登録を開始。
■スカラ<4845>
人財サービスのアデコと業務提携。アデコに対する新たな働き方のサポートおよび移住支援サービスを開始。
■タツモ<6266>
SCIVAX社とナノインプリント量産装置の開発・製造・販売で業務提携。
■西松屋チェーン<7545>
上期経常は2.7倍増益で着地、今期配当を1円増額修正。
■オークワ<8217>
今期経常を37%上方修正。
■アニコム ホールディングス<8715>
世界的な保険会社である中国平安保険グループ傘下の中国平安財産保険とペット保険領域で業務提携。
■AVANTIA<8904>
前期経常を27%上方修正。
■イオンモール<8905>
上期経常を2.2倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
1(木)
【国内】
9月日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
9月軽自動車新車販売台数(14:00)
GoToトラベルに東京都を追加予定
10年国債入札
《決算発表》
キユーピー、象印、ダイセキ、TAKARA&C、アヲハタ、キユソー流通、サンデー、ダイセキソリュ
【海外】
ユーロ圏8月失業率
米8月個人所得・個人消費支出(21:30)
米9月ISM製造業景気指数(23:00)
休場:中国(~10/8)、香港
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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