堅調展開か

31日の日経平均株価は堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2500円-2万3000円。
先週末の米国株は上昇。NYダウ平均は161ドル高の28653ドルで取引を終えた。経済活動正常化期待を背景に幅広い銘柄が買われる展開。S&P500は3500ポイント台に乗せ、NYダウ平均は終値で昨年末の水準を上回った。米国株の堅調は続いており、これを好感して買い戻しが優勢になると予想する。
一方、安倍晋三首相が辞任の意向を表明し、海外勢を中心に買いを見送る姿勢は強まりそう。2万3000円を超えると戻り待ちの売りが出て、上値を抑えるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(前週末28日終値は106円06-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同126円12-16銭)と、円高方向に振れていることも重しなるだろう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所終値比45円高の2万2935円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■綿半ホールディングス <3199>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■アトラ <6029>
今期最終を5.8倍上方修正。
 
■丹青社 <9743>
上期経常を一転34%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
 
■メドレックス <4586>
「経皮吸収剤デリバリーデバイス及びその製造方法」に関する国内特許査定を受領。
 
■デクセリアルズ <4980>
アウトソーシング <2427> とマイクロデバイス製品を製造する合弁会社を設立する。
 
■ミナトホールディングス <6862>
今期最終を21%上方修正。
 
■コプロ・ホールディングス <7059>
東証が9月11日付で東証1部に市場変更する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
31(月)
【国内】
7月商業動態統計(8:50)
7月鉱工業生産(8:50)
《決算発表》
菱洋エレク、トリケミカル、内田洋、パイオラックス、日工営、オリバー、マクロミル、イトーキ、東和フード、日精蝋、サンリツ
 
【海外】
中国8月製造業PMI(10:00)
休場:英国
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次