堅調展開か

16日の東京株式市場は、反発後もしっかり展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9300円-3万9600円を想定。(13日終値3万9470円44銭)
 
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は86ドル安の43828ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価は、前週末13日に下落した反動から、買い先行スタートが見込まれる。
先の波乱の可能性が低下する中、高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の半ば(前週末13日は152円79-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同159円81-85銭)と円安方向に振れている。円安を背景に、輸出関連銘柄を中心に堅調に推移しそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同13日の大阪取引所清算値比100円高の3万9570円だった。
 
【好材料銘柄】 

■フォーサイド <2330> 
発行済み株式数(自社株を除く)の3.44%にあたる150万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月16日から25年1月31日まで。

■Hamee <3134> 
上期経常が48%増益で着地・8-10月期も68%増益。

■丸千代山岡家 <3399> 
今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。

■山王 <3441> 
8-10月期(1Q)経常は43%増益・通期計画を超過。

■PR TIMES <3922> 
今期は初配当10.3円を実施。

■シャノン <3976>
イノベーション <3970> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株650円で13日終値を22.9%上回る水準。買い付け期間は12月16日から25年1月20日まで。

■プレミアアンチエイジング <4934>
8-10月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。

■イトーヨーギョー <5287> 
今期配当を7円増額修正。

■Ridge-i <5572>
8-10月期(1Q)経常は20倍増益で着地。

■AIメカテック <6227> 
大手半導体関連メーカー2社からウエハハンドリングシステムの大口受注を獲得。受注金額は約24億円。売上計上は25年6月期および26年6月期を予定。

■ヒューマンクリエイションホールディングス <7361>
発行済み株式数(自社株を除く)の7.35%にあたる23万9000株(金額で2億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は25年1月6日から25年6月30日まで。

■アシロ <7378>
今期最終は5.8倍増で3期ぶり最高益、前期配当を1.34円増額・今期は9.72円増配へ。

■サーキュレーション <7379>
8-10月期(1Q)経常は15倍増益で着地。また、みずほ銀行と業務提携し、コンサルティングサービス「みずほプロシェアリング」を提供開始。

■丹青社 <9743> 
今期経常を24%上方修正、配当も10円増額。

 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
16(月)
【国内】
10月機械受注(8:50)
10月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
パーク24、サンバイオ、ファースト住、トウキョベース、システムディ、ダイワサイクル、梅の花、tripla、クシム、プロレド、LeTech、Mマート

【海外】
中国11月鉱工業生産(11:00)
中国11月小売売上高(11:00)
米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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