堅調展開か

18日の東京株式市場は反発後、しっかりとした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万6200円-3万6600円を想定。(17日終値3万6203円22銭)
 
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は15ドル安の41606ドルで取引を終えた。
 
 
きのう17日に、売り一巡後に下げ幅を縮小し、底堅い動きをみせていたことから、買い先行スタートが見込まれる。
 
為替相場では、ドル・円が1ドル=142円台の前半(17日は140円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同156円55-59銭)と円安に振れている。円高進行が警戒されて輸出関連銘柄を中心に下落していた反動から、見直しの動きが強まりそうだ。
 
また、17日には国土交通省が24年の基準地価を発表。全国全用途が前年比1.4%上昇し前年の1.0%上昇から伸びが加速した。不動産や物流などの土地持ち企業への関心が高まる場面も想定される。
きょうの日本株は序盤に大きく上昇するも、引けにかけて上値を切り下げる展開を予想する。
 
 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比400円高の3万6410円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■弘電社 <1948>
今期経常を42%上方修正、未定だった配当は66円実施、実質22%増配。
 
■LeTech <3497>
今期経常は10%増で6期ぶり最高益、前期配当を14円増額・今期は11円増配へ。
 
■くふうカンパニー <4376>
発行済み株式数の6.7%にあたる429万株の自社株を消却する。消却予定日は9月30日。
 
■アール・エス・シー <4664>
今期配当を7円増額修正。
 
■三共生興 <8018>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.26%にあたる170万株(金額で9億5370万円)を上限に、9月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行済み株数の17.86%にあたる1000万株を9月27日付で消却する。
 
■トランコム <9058>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。ベインキャピタル系のBCJ-86がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1万0300円で17日終値を40.5%上回る水準。買い付け期間は9月18日から10月31日まで。
 
■ビズメイツ <9345>
今期は初配当30円を実施へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
18(水)
【国内】
7月機械受注(8:50)
8月貿易統計(8:50)
8月訪日外客数(16:15)

【海外】
パウエルFRB議長会見
米8月住宅着工件数(21:30)
米8月建設許可件数(21:30)
米7月対米証券投資(9/19 5:00)
《米決算発表》
ゼネラル・ミルズ
休場:香港(中秋節の翌日)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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