Market Data
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【日経平均】
38364円27銭(△153円26銭=0.40%)
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【TOPIX】
2684.72(△13.32=0.50%)
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【グロース250】
640.52(△1.33=0.21%)
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【プライム売買高】13億1720万株(▲2302万株)
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【売買代金】3兆4009億円(▲2459億円)
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【値上がり銘柄数】949(前日:1033)
【値下がり銘柄数】641(前日:547)
【新高値銘柄数】49(前日:53)
【新安値銘柄数】1(前日:1)
【25日騰落レシオ】101.84(前日:97.03)
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■本日のポイント
1.日経平均は153円高と続伸、後場に入り買い直される
2.植田日銀総裁の発言を受け市場には買い安心感が広がる
3.今晩のパウエルFRB議長の講演を前に様子見姿勢も
4.三菱重工やIHI、川重、三井住友FGなどが買い先行に
5.レーザーテクや東エレク、ディスコなど半導体株は安い
前日の米株式市場では、NYダウは反落しハイテク株も軟調だった。ただ、為替が円安に振れたこともあり、寄り付きの日経平均株価は値を上げてスタートした。今日は日銀の植田和男総裁が衆参両院の閉会中審査に出席するほか、今晩にはジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演を予定していることから神経質な値動きとなり、買い一巡後は売りに押され前場はマイナス圏で取引を終えた。後場に入ると買い直され、日経平均株価は再びプラス圏に浮上した。植田総裁が金融政策に関して「内田真一副総裁との間で違いはない」と発言。今月の相場急落後にハト派姿勢を示した内田副総裁と同スタンスであることを示したことから市場には安心感が広がった。パウエルFRB議長の講演を控え、大引けにかけては様子見姿勢も強まった。
来週は、堅調展開か。日経平均は2週連続で上昇しており、戻り売りをこなしながらも水準を切り上げている。投資家のセンチメントは改善傾向にあり、まだ安値圏を脱し切れていない銘柄も多い。指数の振れ幅が大きくなることはある程度許容しつつ、個別物色が活況となるだろう。注目は28日発表予定の米エヌビディアの決算で、失望の結果となれば半導体株には厳しい展開が想定される。ただしその場合は、半導体株を避けて他の銘柄に資金が向かう公算が大きい。エヌビディアの決算反応が良ければ、グローバルでリスク選好ムードが強まる展開が期待できる。悪材料には耐性を示し、好材料には強めに反応することで、全体の底上げが続くと予想する。
来週の日経平均株の予想レンジは、3万7900~3万8900円前後。
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
40726.99 均衡表雲上限(日足)
40240.79 ボリンジャー:+1σ(13週)
40182.84 ボリンジャー:+1σ(26週)
40021.89 均衡表雲下限(日足)
39240.65 ボリンジャー:+1σ(25日)
38782.48 26週移動平均線
38642.26 75日移動平均線
38566.29 13週移動平均線
38364.27 ★日経平均株価23日終値
38062.67 新値三本足陰転値
38006.88 6日移動平均線
37382.13 ボリンジャー:-1σ(26週)
37304.16 25日移動平均線
37197.05 200日移動平均線
36950.53 均衡表転換線(日足)
36891.80 ボリンジャー:-1σ(13週)
36791.45 均衡表転換線(週足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
35981.77 ボリンジャー:-2σ(26週)
35871.88 均衡表基準線(日足)
35790.33 均衡表雲上限(週足)
ザラ場高値と終値はともに、暴落した5日以降の最高値となった。ローソク足は4本連続陽線で終了。高値、安値、終値がそろって切り上げを続ける「赤三兵」を示現して買い意欲の強さを窺わせた。一目均衡表では転換線が上昇を続けたほか、弱気シグナルが縮小し、順調な地合い改善を裏付ける形となった。25日移動平均線との乖離率は2.84%と買われ過ぎラインの5%まで余裕を残し、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は101.84%と中立圏中央の100%近傍にあることから、過熱感は薄いとみられる。
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