11日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、4万1900円-4万2500円を想定。(10日終値4万1831円99銭)
米国株は上昇。ダウ平均は429ドル高の39721ドルで取引を終えた。
半導体株を中心にハイテク株が先導役となり、場中も上を試す流れが続くと予想する。
日経平均株価は、きのう10日に連日で終値ベースの史上最高値を更新。現地10日の米国株式市場では、NYダウが反発し、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が、史上最高値を更新した。上昇は半導体関連株がけん引する格好となっていることから、東京株式市場でも半導体関連株を中心に物色され、上値を試す場面がありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=161円台の半ば(10日は161円49-51銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=175円前後(同174円67-71銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比530円高の4万2470円だった。
【好材料銘柄】
■クオンタムソリューションズ <2338>
子会社Quantum Solutions Asiaが「サンクタス戦記-GYEE」の独占配信権を取得し、新規事業としてゲームアプリの配信及び運営事業を開始。3-5月期(1Q)最終は赤字縮小で着地。
■ジーフット <2686>
3-5月期(1Q)最終は5.8倍増益・通期計画を超過。6月既存店売上高は前年同月比21.1%増。
■トレジャー・ファクトリー <3093>
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
■識学 <7049>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■タカキュー <8166>
3-5月期(1Q)最終は12倍増益・通期計画を超過。
■プログリット <9560>
3-5月期(3Q)経常は31%増益、初配当13円を実施へ。
【主な経済指標・スケジュール】
11(木)
【国内】
5月機械受注(8:50)
6月都心オフィス空室率(13:00)
20年国債入札
《決算発表》
ファーストリテイ、7&I-HD、ローツェ、ベイカレント、イオンモール、久光薬、Sansan、OSG、コーナン商事、大黒天、乃村工、ウイングアーク、不二越、ABEJA
【海外】
米6月消費者物価指数(CPI)(21:30)
米6月財政収支(7/12 3:00)
米30年国債入札
《米決算発表》
ペプシコ、デルタ航空、コナグラ・ブランズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
