堅調展開か

 
Market Data
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【日経平均】
38525円95銭(△57円32銭=0.15%)
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【TOPIX】
2754.45(▲5.22=0.19%)
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【グロース250】
646.37(▲8.65=1.32%)
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【プライム売買高】17億2678万株(△1億1496万株)
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【売買代金】4兆1668億円(△1986億円)
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【値上がり銘柄数】445(前日:1571)
【値下がり銘柄数】1163(前日:63)
【新高値銘柄数】29(前日:36)
【新安値銘柄数】30(前日:9)
【25日騰落レシオ】98.41(前日:105.39)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は続伸、前場軟調も後場に流れ変わる
 2.日米の中銀会合前で様子見ムードも押し目買い観測
 3.3万8000円台割り込まず、下値頑強で買い戻し誘発
 4.半導体関連の一角買い戻され、日経平均押し上げる
 5.前場は8割強の銘柄下落、後場は7割上昇と様変わり
 
 
あすは日銀金融政策決定会合の結果が発表される。今回は長期国債の買い入れ減額に関して具体的な金額が提示されるとみられており、追加利上げがあるかどうかが焦点となる。本日午後の為替の円安と日経平均の戻りは、今回は利上げなしを織り込みに行ったような動きでもあるだけに、利上げがあれば日本株にはネガティブな影響が想定される。なお、過去のケースからは利上げをするなら事前に織り込ませる可能性が高い。あすの朝までに大手メディアで詳細な観測が出てこなかった場合には、あすはスタートから利上げなしの前提で金融株以外の多くの銘柄を買い戻す動きが出てくると思われる。
 
現状で日銀の利上げは円安にブレーキをかける意味合いが強いとみられており、利上げなしで円安加速となってしまうと、今回利上げが見送られたとしても、次回の利上げやさらなる介入に対する警戒が高まるだろう。今回のFOMCでは9月の利下げが示唆されるとみられている。日銀の利上げ見送り(円安要因)と米国の長期金利低下(ドル安・円高要因)が相殺しあってドル円の派手な値動きが抑えられる展開が日本株には理想的だろう。
あすは日銀絡みのニュースフローに振り回されることになりそうではあるが、陽線を3本並べて反撃体制に入ることができるかに注目したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
 
40037.10  25日移動平均線
40018.98  均衡表転換線(週足)
40018.98  均衡表基準線(日足)
39594.39  新値三本足陽転値
39140.70  均衡表基準線(週足)
39099.41  均衡表転換線(日足)
39091.44  13週移動平均線
39030.09  75日移動平均線
38999.70  26週移動平均線
38858.49  ボリンジャー:-1σ(25日)
38564.20  均衡表雲上限(日足)
38546.79  6日移動平均線
 
38525.95  ★日経平均株価30日終値
 
38253.94  均衡表雲下限(日足)
38085.93  ボリンジャー:-1σ(13週)
37916.59  ボリンジャー:-1σ(26週)
37679.87  ボリンジャー:-2σ(25日)
37080.41  ボリンジャー:-2σ(13週)
36833.49  ボリンジャー:-2σ(26週)
36761.84  200日移動平均線
36501.25  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
ローソク足が2日連続陽線を描いたこともあり、下値リスクが一旦後退する形となった。三役逆転を昨日解消したばかりの一目均衡表では、株価が2日続けて雲中で大引けを迎え、相場の局面は売り手優位から中立へ移ってきたようだ。もっとも、ボリンジャーバンドでは-2σから+2σまでの各線が互いに距離を広げる「5本線発散」が続いており、相場局面が強弱どちらにも急変するリスクを残している点に留意が必要となろう。
 
 

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