Market Data
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【日経平均】
38920円26銭(△534円53銭=1.39%)
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【TOPIX】
2737.54(△6.66=0.24%)
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【グロース250】
635.09(▲8.43=1.31%)
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【プライム売買高】22億1709万株(△7027万株)
【売買代金】5兆0658億円(△516億円)
【値上がり銘柄数】607(前日:482)
【値下がり銘柄数】994(前日:1140)
【新高値銘柄数】48(前日:99)
【新安値銘柄数】150(前日:95)
【25日騰落レシオ】97.88(前日:104.06)
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東京株式市場は米株最高値更新を追い風に日経平均が値を伸ばす1日に。円高やマクロ経済指標の軟化が響いて伸び悩む場面もあったが、先物への外国人の買いで3万9000円台を目指す動きとなっている。日経平均はようやく25日移動平均線(3万8409円)を明確に上抜けてトレンド回復へと一歩前進。本日はトピックスが弱かったが全体は緩やかな回復を続けそうだ。
前日の米国市場は、4月の消費者物価指数(CPI)が想定通りに減速したことや、4月の小売売上高も弱含みとなり、利下げ期待が再燃したことで、NYダウは史上最高値を更新した。東京市場にも好影響を及ぼし、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。一方、円相場が1ドル=153円台へと円高が進んだため、輸出採算の悪化への警戒感から自動車株などに値を消す銘柄が増えた。
米CPIの鈍化を受け、米国の利下げ観測が高まり、投資家心理が上向いたが、米国の利下げは早くても9月との見方が多く、それまでには、たくさんのインフレ指標の発表があるため、インフレ鈍化基調が今後も続くか見極める必要があるだろう。
一方、日銀の利上げ観測がくすぶるなか、1-3月期の国内総生産(GDP)が年率換算で-2.0%と、2四半期ぶりのマイナス成長となり、国内景気の先行き不安感が残るだけに、消費の回復など国内固有の好材料が出てこなければ、自律反発の域を抜け出ていないだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
42059.88 ボリンジャー:+3σ(13週)
41054.48 ボリンジャー:+2σ(13週)
40815.66 新値三本足陽転値
40451.83 ボリンジャー:+3σ(25日)
40049.09 ボリンジャー:+1σ(13週)
39778.18 均衡表雲上限(日足)
39771.18 ボリンジャー:+2σ(25日)
39486.28 ボリンジャー:+1σ(26週)
39090.53 ボリンジャー:+1σ(25日)
39043.70 13週移動平均線
38920.26 ★日経平均株価16日終値
38910.41 均衡表転換線(週足)
38568.34 75日移動平均線
38453.79 均衡表転換線(日足)
38409.88 25日移動平均線
38387.67 均衡表雲下限(日足)
38357.43 6日移動平均線
38253.94 均衡表基準線(日足)
38038.31 ボリンジャー:-1σ(13週)
37729.22 ボリンジャー:-1σ(25日)
37048.57 ボリンジャー:-2σ(25日)
37032.92 ボリンジャー:-2σ(13週)
36874.94 26週移動平均線
下降中の25日移動平均線を上回って寄り付き、ほぼ高値引けした。ローソク足が陽線を描くとともに、株価下方を走る5日線は25日線を上回った。25日線は依然として下向きのため短期ゴールデンクロスではないが足元の地合い改善のサインとなろう。一目均衡表では昨日の三役逆転解消に続いて、本日は終値が雲下限を突破し、売り手優勢局面の終了を示唆した。
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