堅調展開か

21日の東京株式市場は、続伸後もしっかりの展開か。

日経平均株価の予想レンジは、3万8900円-3万9400円を想定。(20日終値3万9069円68銭)

米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は196ドル安の39806ドルで取引を終えた。

現地20日の米国株式市場で、NYダウが反落したものの、ナスダック総合指数が史上最高値を更新し、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も上昇していることから、日経平均株価への寄与度が大きい値がさの半導体関連株を中心に堅調な値動きが見込まれる。

為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の前半(20日は155円73-74銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の半ば(同169円32-36銭)と小動き。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比225円高の3万9295円だった。

 

【好材料銘柄】 

■あみやき亭 <2753>
9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。今期配当を実質増額修正。

■ラサ商事 <3023> 
発行済み株式数(自社株を除く)の3.43%にあたる40万株(金額で7億1760万円)を上限に、5月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■QPS研究所 <5595> 
防衛省から新たに宇宙領域の活用に必要な共通キー技術の先行実証に向けた衛星の打ち上げを受注。受注金額は15.6億円。納期は28年5月期中。

■桂川電機 <6416> 
前期経常は黒字浮上で上振れ着地、今期業績は非開示。24年3月期決算短信で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消。

■MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725>
今期経常は2.1倍増で2期連続最高益、前期配当を30円増額・今期は実質増配。また、発行済み株式数(自社株を除く)の8.2%にあたる1億3000万株(金額で1900億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月21日から12月23日まで。

■東京海上ホールディングス <8766>
今期経常は42%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は36円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる6000万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。そのほか、29年度末までに政策保有株をゼロにする方針を示した。

■ハマキョウレックス <9037>
今期経常は5%増で11期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は実質増配。9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.17%にあたる22万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを行う。そのほか、27年3月期に営業利益147億円(24年月期実績は125億円)を目指す中期経営計画を策定。

■日本KFCホールディングス <9873> 
カーライル系のクリスピーがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株6500円で20日終値を20.4%上回る水準。買い付け期間は5月21日から7月9日まで。

 

【主な経済指標・スケジュール】

21(火)

【国内】

4月首都圏マンション発売(14:00)



【海外】

《米決算発表》

オートゾーン、ロウズ・カンパニーズ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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