18日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万9000円を想定。(15日終値3万8707円64銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は190ドル安の38714ドルで取引を終えた。
日経平均株価は前週末15日に下げ渋る動きをみせていたことや、シカゴ日経平均先物の円建て清算値が同15日の大阪取引所清算値比235円高の3万8625円だったことから、買い優勢スタートとなりそう。
ただ、報道各社は、日本銀行が18-19日に開催される政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する方針と報じている。解除の有無を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円のトビ台(前週末15日は148円57-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同161円65-69銭)と円安に振れている。
【好材料銘柄】
■アスクル <2678>
今期最終を75%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.31%にあたる225万株(金額で45億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月18日から8月13日まで。
■稲葉製作所 <3421>
今期経常を一転10%増益に上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる50万株(金額で7億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月18日から8月30日まで。
■カラダノート <4014>
上期経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■VALUENEX <4422>
非開示だった今期経常は62%増益へ。
■コマースOneホールディングス <4496>
今期経常を一転15%増益に上方修正、配当も4円増額。
■ACCESS <4813>
前期経常が上振れ着地・今期は黒字浮上へ。
■高見沢サイバネティックス <6424>
今期経常を一転36%増益に上方修正、配当も3円増額。
■ディーエムソリューションズ <6549>
今期は初配当12円を実施へ。
■クラシコム <7110>
上期経常が47%増益で着地・11-1月期も79%増益。
■セキ <7857>
フジシールインターナショナル <7864> と資本業務提携。
■理経 <8226>
今期経常を83%上方修正、配当も2円増額。
■丸三証券 <8613>
未定だった今期配当は48円増配。
■明豊エンタープライズ <8927>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。
■ロイヤルホテル <9713>
今期最終を5.5倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
18(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~3/19)
1月機械受注(8:50)
《決算発表》
サンバイオ、トウキョベース、テクノロジー、tripla、システムディ、Mマート、ダイワサイクル、LeTech、マツモト
【海外】
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月鉱工業生産(11:00)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
