堅調展開か

 
30日の東京株式市場は、続伸後も堅調か。
日経平均株価の予想レンジは、3万5800円-3万6300円を想定。(29日終値3万6026円94銭)
 
米国株は上昇。ダウ平均は224ドル高の38333ドルで取引を終えた。中盤までは前日終値を挟んでの一進一退が続いたが、長期金利が大きく低下したことを受けて、終盤に上げ幅を広げて高値圏で終了した。
 
日経平均株価は、きのう29日に反発した地合いが継続し、買い優勢スタート後もしっかりした動きとなりそう。ただ、決算発表の本格化を控え、決算内容を確認したいとして、積極的な売買は限られる場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(29日は147円79-81銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の後半(同160円15-19銭)と、やや円高方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比85円高3万6125円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■日本電技 <1723>
4-12月期(3Q累計)経常が83%増益で着地・10-12月期も44%増益。

■カルラ <2789>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.05%にあたる24万3000株(金額で1億2174万3000円)を上限に、1月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■SREホールディングス <2980>
4-12月期(3Q累計)経常が45%増益で着地・10-12月期も3.2倍増益。

■大倉工業 <4221>
前期経常を13%上方修正、配当も15円増額。

■東映アニメーション <4816>
今期経常を8%上方修正、配当も24円増額。また、3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。

■船場 <6540>
前期経常を53%上方修正。

■東光高岳 <6617>
今期経常を一転38%増益に上方修正・最高益更新へ。

■三社電機製作所 <6882>
今期経常を20%上方修正・10期ぶり最高益、配当も10円増額。

■日本車輌製造 <7102>
4-12月期(3Q累計)経常が86%増益で着地・10-12月期も59%増益。

■SBIインシュアランスグループ <7326>
今期配当を3円増額修正。

■LITALICO <7366>
10-12月期(3Q)最終は51%増益、未定だった今期配当は1.5円増配。

■ピー・シー・エー <9629>
10-12月期(3Q)経常は41%増益、今期配当を45円増額修正。

■グローセル <9995>
マクニカがTOB(株式公開買い付け)を開始し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株750円で29日終値を11.4%上回る水準。買い付け期間は1月30日から2月28日まで。

 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
30(火)

【国内】

12月失業率(8:30)

12月有効求人倍率(8:30)

2年国債入札

《決算発表》

OLC、キヤノン、コマツ、JR東海、NEC、大ガス、ヒューリック、大東建、積水化、小糸製、日清粉G、ソシオネクスト、アルプスアル、M&A総研H、日本M&A、M&Aキャピ、SBIリーシンク



【海外】

米FOMC(~1/31)

米11月住宅価格指数(23:00)

米11月ケース・シラー・住宅価格指数(23:00)

米12月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(1/31 0:00)

《米決算発表》

マイクロソフト、アルファベット、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、エレクトロニック・アーツ、スターバックス、ユナイテッド・ハーセル・サービス(UPS)、コーニング、ゼネラル・モーターズ(GM)、マラソン・ペトロリアム、エム・エス・シー・アイ(MSCI)、HCAホールディングス、ファイザー、パルト・グループ、シスコ、ダナハー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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