堅調展開か

 
8日の東京株式市場は反発後、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万6000円-3万6400円を想定。(7日終値3万6119円92銭)
米国株は上昇。ダウ平均は156ドル高の38677ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価はきのう7日、一時心理的なフシ目の3万6000円を割り込む場面もみられたが、終値では維持しており、底堅さが確認された格好だった。
現地7日の米国株高を追い風に、買い先行後も堅調な値動きが期待される。
下値不安が後退して買いが入りやすい流れが続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(7日は147円82-83銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の半ば(同159円24-28銭)と円安方向に振れ、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比150円高の3万6280円だった。

 

 
 
【好材料銘柄】 
 
■ビーアールホールディングス <1726>
4-12月期(3Q累計)経常が87%増益で着地・10-12月期も2.2倍増益。
 
■シュッピン <3179>
4-12月期(3Q累計)経常が15%増益で着地・10-12月期も59%増益。
 
■アドソル日進 <3837>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
 
■日本カーバイド工業 <4064>
今期最終を2.7倍上方修正、配当も15円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる14万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月8日から4月30日まで。
 
■伊勢化学工業 <4107> 
今期経常は29%増で3期連続最高益、50円増配へ。
 
■オンコリスバイオファーマ <4588> 
富士フイルム富山化学と腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」に関する販売提携契約を締結。
 
■インテリジェント ウェイブ <4847>
上期経常が4%増益で着地・10-12月期も74%増益。
 
■ジャパンエンジンコーポレーション <6016> 
今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額。
 
■新東工業 <6339>
4-12月期(3Q累計)経常が79%増益で着地・10-12月期も58%増益。
 
■スミダコーポレーション <6817>
今期最終は13%増で2期ぶり最高益、前期配当を4円増額・今期は2円増配へ。
 
■アルー <7043> 
前期経常を40%上方修正。
 
■グローバルダイニング <7625> 
前期経常を26%上方修正。
 
■日産証券グループ <8705> 
4-12月期の経常利益は前年同期比21.5倍の8.3億円を見込む。また、3月末基準日の株主優待内容を拡充。200株以上500株未満保有株主にクオカード(300円分)を贈呈するほか、500株以上保有株主のクオカードについて継続保有期間に応じた増額を実施する。
 
■W TOKYO <9159> 
Web3領域の合弁会社に秋元康氏とWeb3起業家・渡辺創太氏を迎え、グローバルなエンターテインメント事業を始動。
 
■エムティーアイ <9438>
上期経常を5倍上方修正、通期も増額。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
8(木)
【国内】
1月都心オフィス空室率(13:00)
1月景気ウォッチャー調査(14:00)
《決算発表》
NTT、ソフトバンクG、ホンダ、ルネサス、富士フイルム、セコム、日産自、SUBARU、ニトリHD、ネクソン、住友鉱、東レ、ダイフク、明治HD、大成建、ホトニクス、マクドナルド、清水建、アズビル、関西ペ、TBSHD、クラレ、コスモエネHD、丸井G、博報堂DY、帝人、カバー、JTOWER

【海外】
中国1月消費者物価指数(10:30)
中国1月生産者物価指数(10:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
アストラゼネカ、DTEエナジー、S&Pグローバル、フィリップモリスインターナショナル、ケロッグ、Tロウ・プライス・グループ、ラルフ・ローレン、インターパブリック、デューク・エナジー、コノコ・フィリップス、ハーシー

 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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