堅調展開か

26日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万900円-2万1200円。
NYダウ平均が上昇して世界株安に歯止めがかかったこと、ドル円も円高が一服していること、昨日25日の日経平均株価は大幅反落し、今年最大の下げ幅となった反動から買い戻しが優勢の展開を予想する。
今日26日は、3月期決算銘柄の権利付き最終売買日にあたることから、配当の権利を取る動きも見込まれ、下支えが期待される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(25日終値は110円05-06銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同124円44-48銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比195円高の2万935円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■元旦ビューティ工業<5935> 
19年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の1億6000万円→5億3000万円に3.3倍上方修正。増益率が4.8倍→16倍に拡大し、26期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。氷川町用地や静岡工場といった遊休資産の売却に伴い、売却益が発生することなどが上振れの要因となる。
 
■レカム <3323>
エフティグループ<2763>アセアン子会社5社の全体株式の80%を取得し連結子会社化する。
 
■トランザス<6696>
プラットフォームメディアの構築を展開する合弁会社をNSCホールディングスと設立。
 
■ルネサスエレクトロニクス<6723>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.2%にあたる2000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月26日から20年3月25日まで。
 
■SAMURAI&J PARTNERS<4764>
大手自動車メーカーから異種DBレプリケーションソフト「FC Replicator2」ライセンスを追加受注。
 
■日本和装ホールディングス<2499>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.6%にあたる33万株(金額で1.1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から9月30日まで。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
26(火)
日銀金融政策決定会合の主な意見(3/14~15開催分)
2月企業サービス価格指数(8:50)
配当・優待権利付き最終売買日
40年国債入札
 
【海外】
米2月住宅着工件数(21:30)
米2月建設許可件数(21:30)
米1月FHFA住宅価格指数(22:00)
米1月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米3月消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
IHS、マッコーミック・アンド・カンパニー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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