14日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2500円-3万2900円を想定。(13日終値3万2706円52銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は下落したが、8月CPIが長期金利の急上昇や米株の急落を招かなかったことはプラスの材料。
日経平均株価はきのう13日、上値が重かったが、米国での重要指標発表を波乱なく通過したことから、目先的な警戒感が後退、買い優勢スタートとなりそう。
ただ、積極的に買い進む材料に乏しいことから、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の前半(13日は147円26-28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同158円19-23銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比185円高の3万2635円だった。
【好材料銘柄】
■ジェイ・エス・ビー <3480>
11-7月期(3Q累計)経常は12%増益・通期計画を超過。10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.57%にあたる6万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。
■SYSホールディングス <3988>
今期経常は15%増で6期連続最高益、0.5円増配へ。
■SKIYAKI <3995>
上期経常が61%増益で着地・5-7月期も2倍増益。
■スマレジ <4431>
5-7月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■ピー・ビーシステムズ <4447>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.30%にあたる15万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月14日から10月31日まで。
■マースグループホールディングス <6419>
上期経常を97%上方修正・19期ぶり最高益、通期も増額、配当も20円増額。
■Macbee Planet <7095>
5-7月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■のむら産業 <7131>
今期経常を一転10%増益に上方修正・最高益、配当も10円増額。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
5-7月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■トルク <8077>
今期経常を25%上方修正。
■ナレルグループ <9163>
11-7月期(3Q累計)最終は28%増益で着地。
■メディア総研 <9242>
今期経常は45%増で2期連続最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
14(木)
【国内】
7月機械受注(8:50)
20年国債入札
《決算発表》
パーク24、ビジョナル、ANYCOLOR、MSOL、ギフトHD、GA TECH、サンバイオ、丸善CHI、アクシージア、INTLOOP、鎌倉新書、ダブルエー、AB&C、Hamee、Eインフィニティ、エニグモ、ノバック、エコナビスタ、トウキョベース、pluszero、ツクルバ、バルニバーヒ、ファーストロジ、Link-U、イムラ、クラシコム、アルデプロ、Pアンチエイジ、プラネット、梅の花
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米8月小売売上高(21:30)
米8月生産者物価指数(21:30)
《米決算発表》
アドビ、レナー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
