22日の東京株式市場は続伸後、上値が重そう。
日経平均株価の予想レンジは、3万1500円-3万1900円を想定。(21日終値3万1565円64銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。
日経平均株価はきのう21日に反発した動きから、買い優勢のスタートが見込まれる。現地21日の米国市場で、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が上昇した。エヌビディアの大幅高を受けて、国内半導体株にも買いが入ると見込まれる。半導体株が強いと指数にも好影響が及びやすいだろう。
日経平均は先週の大幅安で値ごろ感が出てきている。押し目買いが継続して入ることで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。
為替市場では、ドル・円が1ドル=146円台の前半(21日は145円45-47銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同158円36-40銭)と円安方向に振れていることもあり、半導体関連銘柄を中心に物色の矛先が向かいそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比300円高の3万1800円だった。
【好材料銘柄】
■エービーシー・マート <2670>
上期経常を30%上方修正・4期ぶり最高益、通期も増額。
■さくらインターネット <3778>
GPUクラウドサービスへ今期に32億円、来期に78.5億円の追加投資を行う。
■ジーデップ・アドバンス <5885>
NVIDIA製グラフィックカード新製品の受注開始。
■フルサト・マルカホールディングス <7128>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.3%にあたる160万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月22日から24年8月21日まで。
■ハイデイ日高 <7611>
上期経常を一転59%増益に上方修正、通期も増額。
【主な経済指標・スケジュール】
22(火)
【国内】
予定はありません
【海外】
米7月中古住宅販売(23:00)
BRICS首脳首脳会議(南アフリカ、~8/24)
《米決算発表》
ロウズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
