堅調展開か

14日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円-3万3600円を想定。(13日終値3万3018円65銭)

米国株は上昇。ダウ平均は145ドル高の34212ドルで取引を終えた。注目の米CPIが米国株の買い材料となったことで、日本株もこれを好感する動きになると予想する。
海外投資家とみられる買いを支えに、欧米株高などもあり、買い先行となろう。
6月FOMCも波乱なく通過できるとの期待が高まる中、リスク選好ムードの強い地合いが続くだろう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の前半(13日は139円48-50銭)、ユーロ・円が1ユーロ=151円台の前半(同150円63-67銭)と円安に振れ、輸出関連銘柄を中心に堅調な値動きとなりそう。
ただ、日経平均株価は、きのう13日までの直近3日間で終値ベースでは1300円強(約4.4%)の値上がりとなっているだけに、買い一巡後は、短期的な過熱感が警戒される場面も想定される。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比385円高の3万3415円だった。

【好材料銘柄】 

■太洋基礎工業 <1758> 
7月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。2-4月期(1Q)経常は14%減益で着地、今期配当を実質増額修正。

■アイティフォー <4743> 
発行済み株式数(自社株を除く)の3.18%にあたる88万2000株(金額で9億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月14日から24年3月29日まで。

■ファンペップ <4881> 
花粉症に対する抗体誘導ペプチドの新規開発化合物「FPP004X」を決定し、前臨床試験を開始。

■NATTY SWANKYホールディングス <7674> 
今期経常を2.5倍上方修正・5期ぶり最高益更新へ。

■トルク <8077> 
今期経常を一転24%増益に上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

14(水)
【国内】
《決算発表》
三井ハイテ、パーク24、ANYCOLOR、エイチ・アイエス、ステムリム、ギフトHD、セルソース、MSOL、サンバイオ、丸善CHI、INTLOOP、柿安本店、トウキョベース、pluszero、エニグモ、ダブルエー、Hamee

【海外】
米5月生産者物価指数(21:30)
パウエルFRB議長会見
《米決算発表》
レナー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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