堅調展開か

28日の東京株式市場は、堅調展開か
日経平均株価の予想レンジは、2万2800円-2万3000円を想定する。
海外市場も年末モードで動意には乏しいものの、良好な地合いが維持されている。
手がかり難の状況は続くものの、外部環境にネガティブ材料が少ない中では売りも出づらいと想定される。
日経平均は2万2900円近辺で底堅く、マザーズ指数はきのう大幅高で年初来高値を更新しており、基調としては強い。
昨日、東証1部の出来高は11年12月以来6年ぶりの10億株割れとなった。出来高の減少で、主力大型株より値動きの軽い中小型株への物色が続きそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半と小動き。
27日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比25円高の2万2915円だった。
 
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り230万株、買い240万株で、差し引き10万株の買い越し。買い越しは6営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、陸運、ゲーム、保険など。買いセクターに、電機、証券、ETFなど。
 
 【好材料銘柄】
■ミタチ産業 <3321>
上期経常が3.3倍増益で着地・9-11月期も3.7倍増益。
 
■大阪有機化学工業 <4187>
前期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。
 
■サイボウズ <4776>
今期経常を一転35%増益に上方修正。
 
■ベルグアース <1383>
中国の河北銘福隆農業開発と苗事業の合弁会社を設立。
 
■ファンドクリエーショングループ <3266>
未定だった前期配当は1円実施。
 
■富士ソフトサービスビューロ <6188>
18年1月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。また、今期配当を実質増額修正。
 
【主な経済指標・スケジュール】
28(木)
11月商業動態統計(8:50)
11月鉱工業生産指数(8:50)
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(12/20~21開催分)
《決算発表》
トライステージ、ソーバル、アダストリア、ハローズ、トシンG、テクノアルファ、一六堂、パイプドH、ERI HD、ジンズメイト、日プロセス、北恵、セキチュー
 
【海外】
米7年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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