堅調展開か

2日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万9000円-2万9400円を想定。(1日終値2万9123円18銭)
米国株は下落。ダウ平均は46ドル安の34051ドルで取引を終えた。中盤までは概ね堅調に推移していたが、終盤に値を崩した。米国株の下落はそれほどネガティブ視されないだろう。

日経平均株価はきのう1日、終値ベースで約8カ月半ぶりに心理的なフシ目の2万9000円に乗せている。投資家心理の好転が期待されるものの、現物市場はあす3日から7日まで5連休となることから、取引時間の後半には、様子見姿勢が強まる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の半ば(1日は136円72-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の後半(同150円42-46銭)と円安方向に振れている。引き続き、輸出関連銘柄には支えとなりそう。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比170円高の2万9330円だった。

【好材料銘柄】

■ブライトパス・バイオ <4594> 
Artisan BioのSTAR-CRISPR遺伝子編集技術を導入するための共同研究及びライセンス契約を締結。

■大塚商会 <4768> 
1-3月期(1Q)経常は22%増益で着地。

■ニチダイ <6467> 
今期経常は黒字浮上、2円増配へ。

■GMB <7214> 
前期経常を40%上方修正・20期ぶり最高益更新へ。

■ダイイチ <7643> 
上期経常を一転21%増益に上方修正。

■ヨンキュウ <9955> 
前期経常を一転7%増益に上方修正・21期ぶり最高益更新へ。

【主な経済指標・スケジュール】

2(火)
【国内】
4月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
三井物、JT、JAL、双日、ジョイ本田、アクシアル、プレミアG、イチネンHD、アドウェイズ、TOA、フジ住、テクノフレックス、アルイン

【海外】
FOMC(~5/3)
米3月製造業受注(23:00)
米3月JOLTS求人件数(23:00)
アジア開発銀行(ADB)年次総会(韓国、~5/5)
《米決算発表》
ファイザー、フォード・モーター、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、デュポン、マリオット・インターナショナル、スターバックス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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