15日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7600円を想定。(14日終値2万7222円04銭)
米国株は上昇。ダウ平均は336ドル高の32155ドルで取引を終えた。
米国株の大幅高を受けて、日本株も大きく水準を切り上げる展開を予想する。
日経平均株価は大幅に3日続落した反動や、現地14日の欧米株式が上昇した動きから、買い優勢スタートとなろう。米国市場と同様に売られていた銀行株を中心に、買い戻す動きがみられそうだ。
ただ、新たな買い手がかりに乏しい状況は続いていることから、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が重くなる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の前半(14日は133円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同142円73-77銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比310円高の2万7210円だった。
【好材料銘柄】
■アルトナー <2163>
今期経常は10%増で9期連続最高益、前期配当を21円増額・今期は4円増配へ。
■ジェイホールディングス <2721>
子会社エイチビーが4社と産業廃棄物処分委託契約を締結。
■ストリーム <3071>
前期経常が上振れ着地・今期は38%増益へ。
■バルニバービ <3418>
今期経常を3.4倍上方修正、配当も2.5円増額。
■イムラ <3955>
今期経常は28%増で23期ぶり最高益、5円増配へ。
■免疫生物研究所 <4570>
遺伝子組換えカイコで生産した組換えヒトフィブロネクチンを間葉系幹細胞などの培養細胞の足場材として販売開始。また、持ち分法適用会社であるAIBioを子会社化。
■プレミアアンチエイジング <4934>
11-1月期(2Q)最終は4.3倍増益。
■アクセスグループ・ホールディングス <7042>
今期経常を一転黒字に上方修正、配当も12円で4期ぶり復配へ。
■トレイダーズホールディングス <8704>
未定だった今期配当は6円増配。
【主な経済指標・スケジュール】
15(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(1/17~18開催分)
2月訪日外客数
《決算発表》
パーク24、アスクル、エイチ・アイエス、ANYCOLOR、トリケミカル、スマレジ、ギフトHD、シーアールイー、INTLOOP、pluszero、AB&C
【海外】
中国2月鉱工業生産(11:00)
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月固定資産投資(11:00)
米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米2月小売売上高(21:30)
米2月生産者物価指数(21:30)
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
米12月対米証券投資(3/16 5:00)
《米決算発表》
アドビ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
