堅調展開か

30日の東京株式市場は、しっかりした展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円-2万8000円を想定。(29日終値2万7883円78銭)
米国株は上昇。NYダウ平均は323ドル高の32717ドルで取引を終えた。

現地29日の欧米株式が上昇したことを受け、買い先行スタートとなりそう。配当再投資に絡んだ先物買いも見込まれ、堅調な推移が期待される。
日経平均株価で250円強とみられる3月期末配当落ち分を、即日で埋めることができるか否かが、先行きの相場展開を読むうえでポイントとなるとみられる。
ここ数日元気がなかった半導体株の躍進が予想される中、下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(29日は131円97-99銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同143円02-06銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比215円高の2万7805円だった。

【好材料銘柄】

■メドレックス <4586> 
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576> [東証G]と米国で共同開発している神経疼痛治療薬「DW-5LBT」の新薬承認申請書を再提出。また、Cipla Techと協議していた「MRX-4TZT」の権利について返還を受けることで合意。

■新日本電工 <5563> 
発行済み株式数の6.66%にあたる978万4895株の自社株を消却する。消却予定日は4月14日。

■中村超硬 <6166> 
興和とインドにおけるダイヤモンドワイヤ製造装置の販売代理店契約を締結。

【主な経済指標・スケジュール】

30(木)
【国内】
2年国債入札
《決算発表》
ハニーズHLD、マルマエ、キユソー流通、銚子丸、FフォースG、ERI HD

【海外】
米10-12月期GDP確報値(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次