堅調展開か

4月3日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7900円-2万8300円を想定。(3月31日終値2万8041円48銭)

先週末の米国株は上昇。ダウ平均は415ドル高の33274ドルで取引を終えた。
米国株が経済指標を確認して大幅高となったことから、日本株もこれを好感した買いが入ると予想する。

前週末3月31日の日経平均株価は大幅に反発し、終値ベースでフシ目の2万8000円台を維持して取引を終えた。投資家心理の好転が期待されるほか、現地3月31日の欧米株式が上昇したことも追い風に、上値を試す場面もありそうだ。

為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(3月31日は133円12-14銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同144円91-95銭)と円高に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比165円高の2万8205円だった。

 【好材料銘柄】 

■石井食品 <2894> 
今期経常を一転黒字に上方修正。

■Delta-Fly Pharma <4598> 
「DFP-10917」の臨床第3相比較試験の症例登録状況について、目標の150症例に対して143症例まで登録が進んだと報告。

■日本プロセス <9651> 
今期経常を11%上方修正、配当も1円増額。

■双日 <2768> 
発行済み株式数(自社株を除く)の4.3%にあたる1000万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月10日から9月29日まで。また、4月7日付で1529万9900株を消却する。

■SREホールディングス <2980> 
今期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■テクノアルファ <3089> 
12-2月期(1Q)経常は12倍増益で着地。

■クラウディアホールディングス <3607> 
上期営業は黒字浮上・通期計画を超過、今期配当を2円増額修正。

■フリービット <3843> 
アルプスアルパイン <6770> と資本業務提携。5G・web3時代における生活様式「5G Homestyle」分野で技術連携を開始する。

■東洋製罐グループホールディングス <5901> 
発行済み株式数の9.9%にあたる2000万株の自社株を消却する。消却予定日は4月7日。

■TAKARA & COMPANY <7921> 
6-2月期(3Q累計)経常が7%増益で着地・12-2月期も2.1倍増益。

■ヤマシタヘルスケアホールディングス <9265> 
今期経常を一転10%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。

■ジュンテンドー <9835> 
前期経常を68%上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

3(月)
【国内】
3月日銀短観(8:50)
3月新車販売台数(14:00)
3月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
しまむら、ネクステージ、象印、オークワ、あさひ、霞ヶ関キ

【海外】
中国3月財新製造業PMI(10:45)
米3月ISM製造業景気指数(23:00)
OPECプラス会合

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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