堅調展開か

3日の東京株式は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7800円を想定。(2日終値2万7498円87銭)

米国株は上昇。ダウ平均は341ドル高の33003ドルで取引を終えた。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。米国の長期金利は上昇しているが、これを受けてもナスダックが上昇したことで、足元で敬遠されていたグロース株が見直されるだろう。

日経平均株価はきのう2日、3日ぶりに反落したものの、底堅く推移していたことや、現地2日の米国株式が上昇した動きを追い風に、買い優勢スタートとなりそう。

ただ、手がかり材料に欠けることから、買い一巡後は、停滞商状が強まることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(2日は136円78-79銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の後半(同145円48-52銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比185円高の2万7705円だった。

【好材料銘柄】 

■シーズメン <3083> 
中国京東グループのサイフが3月2日付で提出した変更報告書によると、サイフの同社株式保有比率は6.94%→13.88%に増加した。

■ヘリオス <4593> 
体性幹細胞再生医薬品「HLCM051」を用いた急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治験に関する今後の試験概要を公表。

■BTM <5247> 
八十二銀行 <8359> [東証P]と地方企業のDX化課題解決に向けた協業を開始。

■ピアズ <7066> 
AIロールプレイング(疑似接客)システム「mimik」に、chatGPTを搭載したバーチャル顧客を作成し、店舗やコールセンターでの接客ロープレが可能となる新機能の実証実験を開始。

■スリー・ディー・マトリックス <7777> 
米国で止血材「PuraStat」のPrimary GI Bleeding(手術などの処置に伴うものではない病変などから起る自然出血)への適用拡大承認を取得。

【主な経済指標・スケジュール】

3(金)
【国内】
2月都区部消費者物価指数(8:30)
1月失業率(8:30)
1月有効求人倍率(8:30)
《決算発表》
アインHD、日駐、カナモト、DyDo、内田洋、ハイレックス、ファースト住、日本スキー、日ハウスHD

【海外】
米2月ISM非製造業指数(3/4 0:00)
米独首脳会談(米、ワシントン)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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