堅調展開か

4日の東京株式市場は,堅調展開か。
前週末の堅調な地合いを受け、買い先行のスタートとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万1000円。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末1日終値は108円93-95銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同124円68-72銭)と円安に振れている。
円安進行を追い風に買いが優勢の展開を予想する。対ドルでの落ち着きから、輸出関連株を中心に堅調な展開が期待される。
ただ、決算銘柄を中心に個別重視の展開が想定されることから、指数の値動きは緩慢となりそうだ。下げに転じるような場面があれば買いが入るだろうが、2万1000円に接近するような場面があれば上値は重くなりやすい。場中は方向感に欠ける地合いが続くだろう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比75円高の2万795円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■テンポイノベーション <3484>
4-12月期(3Q累計)経常が80%増益で着地・10-12月期も2.3倍増益。
 
■ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765>
株式併合の承認を得ることを条件に50億円を上限の自社株取得枠設定する。
 
■日本アンテナ <6930>
今期経常を2.4倍上方修正。
 
■アルゴグラフィックス <7595>
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■高千穂交易 <2676>
4-12月期(3Q累計)経常が44%増益で着地・10-12月期も51%増益。
 
■セントラル硝子 <4044>
4-12月期(3Q累計)経常が60%増益で着地・10-12月期も53%増益。
 
■ブロードメディア <4347>
今期最終を一転黒字に上方修正。
 
■大塚商会 <4768>
今期経常は4%増で7期連続最高益、前期配当を12.5円増額・今期は5円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
4(月)
メルケル独首相来日(~2/5)
1月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
三菱UFJ、パナソニック、花王、帝人、三菱電、エーザイ、東ソー、マルハニチロ、アルフレッサHD、TIS、グリー、宇部興、ヤフー、住友電、三浦工、ホトニクス、JR九州、カプコン、システナ、田辺三菱、キッコーマン
 
【海外】
米12月製造業受注(2/5 0:00)
《米決算発表》
アルファベット、シスコ、クロロックス、ギリアド・サイエンシズ
半日:香港
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次