堅調展開か

5日の東京株式は続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万6700円-2万7300円を想定。(4日終値2万6992円21銭)
NYダウ平均は825ドル高の30316ドルで取引を終えた。米国株が連日で大幅高となったことから、日本株も連れ高の展開を予想する。ナスダックの大幅高は楽観ムードを高めるだろう。

日経平均株価は、きのう4日も大幅続伸した動きや、現地4日の欧米株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなろう。
ただ、9月13日の直近高値(2万8659円)から10月3日の安値(2万5621円)までの下落幅(3038円)の半値戻し水準(2万7140円)を回復することや、上昇ピッチの速さの警戒売りに、上値を抑えられる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の前半(4日は144円65-67銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同142円83-87銭)と円安に傾いている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比260円高の2万7170円だった。

【好材料銘柄】 

■霞ヶ関キャピタル <3498>
今期経常は56%増で3期連続最高益、20円増配へ。

■アークランズ <9842> 
シティインデックスイレブンスが4日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株式保有比率は5.06%となり、新たに5%を超えた②とが判明した。

■イーサポートリンク <2493> 
12-8月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過、未定だった今期配当は2期ぶり5円で復配。

■川口化学工業 <4361> 
6-8月期(3Q)経常は45%増益。

■メドレックス <4586> 
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576> [東証G]と共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」について、米国食品医薬品局(FDA)から承認取得のために必要であると指摘を受けた試験を追加実施した上で再申請する方針を公表していたが、その試験の内容詳細についてFDAと合意。今後、23年前半に承認申請、同年後半に承認取得を目指す。

■東京通信 <7359> 
東証が5日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

【主な経済指標・スケジュール】

5(水)
【国内】
《決算発表》
イオン、イオン北海、壱番屋、サンエー、WNIウェザー、MV東海、イオン九州、ファンタジー、トーセイ、薬王堂HD、キユソー流通

【海外】
ノーベル化学賞発表
米9月ADP全米雇用リポート(21:15)
米8月貿易収支(21:30)
米9月ISM非製造業指数(23:00)
OPECプラス会合

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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