堅調展開か

14日の東京株式市場は反発後、堅調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジが、2万6400円-2万6900円を想定。(13日終値2万6237円42銭)
注目された米9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、これを受けた米国市場の初動反応は、長期金利が上昇し、株安が進んだ。ダウ平均は一時500ドルを超える下落。ただ、早い時間に安値をつけた後は急速に切り返し、プラス圏に浮上。中盤以降は買い戻しが加速し、827ドル高の30038ドルで終了した。

きのう13日の日経平均株価は、現地13日に発表される米9月CPIの発表を控え、手じまい売りに押される格好となっていた。米国株式が反発したことを受け、東京株式市場でも買い戻す動きが先行するとみられる。
買い一巡後は、週末要因から模様眺めムードが広がりそうだが、調整していた反動もあり、しっかりした動きが継続しそう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の前半(13日は146円83-84銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同142円50-54銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比570円高の2万6790円だった。

【好材料銘柄】

■グッドコムアセット <3475>
10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。今期配当を7円増額修正。

■Kudan <4425> 
米インテル<INTC>が自律走行ロボット(AMR)向けソフトウェア・プラットフォームである最新のエッジ・インサイトの提供を開始し、商用Visual SLAMソフトウェアとしてKudan Visual SLAMが採用された。

■東名 <4439>
今期経常は3.2倍増で3期ぶり最高益、1円増配へ。

■ホープ <6195> 
上期経常を2.6倍上方修正。

■enish <3667> 
モバイルゲーム/ブロックチェーンゲームの関連事業を行う子会社をシンガポールに設立する。

■特種東海製紙 <3708>
発行済み株式数の10.74%にあたる160万株の自社株を消却する。消却予定日は10月27日。

■竹内製作所 <6432>
今期経常を一転16%増益に上方修正・最高益、配当も30円増額。

■M&A総合研究所 <9552> 
前期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。

【主な経済指標・スケジュール】

14(金)
【国内】
オプションSQ
5年国債入札
《決算発表》
ベイカレント、SHIFT、クリレスHD、アークス、JINSHD、IDOM、日置電、プレナス、パソナG、ドトル日レス、出前館、リンガハット、アイドマHD、ベクトル、SFP、北の達人、古野電、三栄建築、オキサイド、柿安本店、バリュエンスH、MrMaxHD、テラスカイ、大庄、佐鳥電機、ウォンテッドリ

【海外】
中国9月生産者物価指数(10:30)
中国9月消費者物価指数(10:30)
中国9月貿易収支
米9月小売売上高(21:30)
米10月ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
《米決算発表》
ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレー、シティグループ、ユナイテッドヘルス・グループ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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