堅調展開か

26日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7100円-2万7600円を想定。(25日終値2万7250円28銭)
NYダウ平均は337ドル高の31836ドルで取引を終えた。ただ、引け後に決算を発表したアルファベットとマイクロソフトは時間外で大きく下落している。

日経平均株価はきのう25日、直近で上値を抑える格好となっていた200日移動平均線(25日時点で2万7211円)を終値ベースで超えたことから、投資家心理の好転が期待される。
現地25日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が3日続伸したことも支えとなりそう。
ただ、米国の長期金利にピークアウト感が出てきている点は、グローバル株式市場にとってポジティブな材料。円安一服も内需株を見直すきっかけとなり得る。アルファベットやマイクロソフトの決算を嫌気して下げる場面もあるかもしれないが、押し目があれば買いが入り、全体としてはしっかりとした動きになると予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=148円トビ台(25日は148円92-94銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の半ば(同146円77-81銭)と円安に傾いている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比295円高の2万7555円だった。

【好材料銘柄】 

■カヤック <3904> 
連結子会社ウェルプレイド・ライゼストの東証グロースへの上場が承認。

■プレステージ・インターナショナル <4290> 
上期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も0.5円増額。

■テセック <6337> 
今期経常を一転37%増益に上方修正、配当も30円増額。

■ミナトホールディングス <6862> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.61%にあたる20万株(金額で1億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月26日から23年3月31日まで。

■エンプラス <6961> 
今期経常を32%上方修正、配当も10円増額。

■and factory <7035> 
セプテーニ・ホールディングス <4293> [東証S]と資本業務提携。

■ムサシ <7521> 
今期経常を一転14%増益に上方修正、配当も11円増額。

■リョーサン <8140> 
今期経常を一転24%増益に上方修正、配当も50円増額。

【主な経済指標・スケジュール】

26(水)
【国内】
《決算発表》
キヤノン、オムロン、日東電、カプコン、日立金、サイバエージ、日立建、日清粉G、富通ゼネ、JCRファーマ、九電工、航空電、フューチャー、信越ポリ、北海電、日本エスコン、四国化、太平洋、アイチコーポ、カワチ薬品、SBテクノロジ、バルカー、モーニングスタ

【海外】
米9月新築住宅販売(23:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
メタ・プラットフォームズ、ボーイング、フォード

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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