堅調展開か

2日の東京株式市場は反発後、上値は重そう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7500円-2万7800円を想定。(1日終値2万7661円47銭)

米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は145ドル高の31656ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、大幅に続落した反動から、朝方は買いが先行するとみられる。
ただ、現地2日に米8月雇用統計の発表を控えることから、積極的な売買は限られそうで、戻りは限定的となることも想定される。
強弱感が交錯する中、注目指標を前に様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の前半(1日は139円28-29銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同139円69-73銭)と小動き。対ドルで140円台に乗せたことを受け、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かう場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比155円高の2万7785円だった。

【好材料銘柄】 

■ジェイフロンティア <2934>
日本航空 <9201> [東証P]と業務提携。オンライン診療・服薬指導アプリ「SOKUYAKU」の普及や両社の会員利用者サービス向上を目指す。

■大和コンピューター <3816>
JETRO「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に、インドネシアにおける「農家の信用スコアリングを軸としたデジタル農協プラットフォーム構築事業」が初採択。

■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
緑内障治療剤「H-1337」の第1/2a相臨床試験の結果が学術雑誌「Ophthalmology Glaucoma」に掲載。

■東京通信 <7359>
ニンテンドースイッチ向けゲームコンテンツ「みんなの!小学生あるある探し」を配信開始。

■レナサイエンス <4889>
ハイレックスコーポレーション <7279> [東証S]とその子会社ハイレックスメディカルとの間で共同研究契約を締結。人工知能(AI)を含む医療機器を開発する。

■ピープル <7865>
上期経常が25倍増益で着地・5-7月期は黒字浮上。7月売上高は前年同月比86.6%増。

■松屋 <8237> 
8月銀座本店売上高は前年同月比42.7%増。

【主な経済指標・スケジュール】

2(金)
【国内】
8月マネタリーベース(8:50)

【海外】
米8月雇用統計(21:30)
米7月製造業受注(23:00)
欧州最大級の家電見本市「IFA2022」(独ベルリン、~9/6)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次