19日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万7000円を想定。
休場の間の米国株は15日が上昇、18日が下落。ダウ平均は15日が658ドル高、18日が215円安となって18日は31072ドルで取引を終えた。米国ではネットフリックスなどの決算発表が予定されている。国内も3月決算企業の業績発表をこの先に控えており、強めに始まった後は様子見姿勢が強まると予想する。
日経平均株価は前週末15日、75日移動平均線(前週末15日時点で2万6868円)に抑えられる格好となっていた。戻り待ちの売りが警戒されるなか、引き続き、同線が上値として意識されそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の前半(前週末15日は138円91-93銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の前半(同139円30-34銭)と円安に傾くなど、まちまち。
い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末15日の大阪取引所清算値比160円高の2万6920円だった。
【好材料銘柄】
■日本国土開発 <1887>
今期経常は8%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.6%にあたる500万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。
■ブラス <2424>
未定だった今期配当は3期ぶり4円で復配。また、株主優待制度を拡充。100株以上200株以上株主に「クオカード500円分」、1000株以上保有株主に「自社商品の菓子3000円相当」をそれぞれ現行制度に追加して贈呈する。
■ロコンド <3558>
3-5月期(1Q)経常は9%増益で着地。
■ウォンテッドリー <3991>
9-5月期(3Q累計)経常が79%増益で着地・3-5月期も4.4倍増益。
■MITホールディングス <4016>
上期経常が3.1倍増益で着地・3-5月期も2.5倍増益。
■ココナラ <4176>
今期経常を赤字縮小に上方修正。
■サイエンスアーツ <4412>
9-5月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■リックソフト <4429>
3-5月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■KeyHolder <4712>
今期最終を73%上方修正。
■ベクトル <6058>
3-5月期(1Q)経常は29%増益で着地。
■メタリアル <6182>
3-5月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
19(火)
【国内】
《決算発表》
ブロンコB
【海外】
米6月住宅着工件数(21:30)
《米決算発表》
ネットフリックス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ロッキード・マーチン、ハリバートン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
