堅調展開か

 

28日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。

日経平均株価の予想レンジは、2万7700円-2万8100円を想定。
 
7月米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の0.75%引き上げが決定された。利上げ幅にサプライズがなかった上に、パウエルFRB議長の会見が安心材料となって米国株は大幅高。ダウ平均は436ドル高の32197ドルで取引を終えた。
 
27日の日経平均株価は底堅い動きから3日ぶりに反発。現地27日の米国株式市場では、FOMCの利上げ通過やパウエルFRB議長の記者会見を受け大幅に上昇したこともあり、買い先行スタートとなろう。
手がかり材料には欠けるものの、好業績銘柄を中心に物色され、心理的なフシ目となる2万8000円を超える場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(27日は136円97-99銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同138円88-92銭)と円安方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比260円高の2万8020円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ビーグリー <3981> 
上期経常を52%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■アイビー化粧品 <4918> 
破骨細胞分化抑制剤の特許査定を受領。
 
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192> 
東証が特設注意市場銘柄および監理銘柄(審査中)の指定を解除。
 
■ピアズ <7066> 
Suishowとメタバース領域で業務提携。SuishowはNFTマーケットプレイスや法人向けメタバース構築サービスを展開するスタートアップ企業。
 
■三菱自動車工業 <7211> 
今期経常を一転19%増益に上方修正。
 
■ムラキ <7477> 
4-6月期(1Q)経常は63%増益・上期計画を超過。
 
■RS Technologies <3445> 
今期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■No.1 <3562> 
今期最終を31%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、新たに中小企業のオフィス防災事業を開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
28(木)
【国内】
2年国債入札
 
《決算発表》
キーエンス、OLC、武田、村田製、三菱電、パナソニックH、ルネサス、NRI、三住トラスト、NEC、アドバンテ、積水化、富士電機、ヒューリック、日立物、日立建、野村不HD、アコム、静岡銀、東映アニメ、日野自、ゼオン、邦ガス、ベネ・ワン、NESIC、ISID、PALTAC、コニカミノルタ、相鉄HD、デクセリアルス、松井証、アンリツ、メイテック、システナ、中国銀、信金中金PS、アサヒHD、邦チタニウム、ノジマ、フューチャー、滋賀銀、東海理化、TOKAIHD、インフォコム、マネックスG、山特鋼、シンプレクスH、明電舎、菱鉛筆、横河ブHD、エクセディ、日証金、伊藤忠食、ゴールドクレ、大阪製鉄、フジッコ、コネクシオ、ハマキョウ、ゼンリン、カワチ薬品
 
【海外】
米4-6月期GDP速報値(21:30)
米7年国債入札
 
《米決算発表》
アップル、インテル、ファイザー、メルク、アマゾン・ドットコム
 
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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