堅調展開か

22日の日経平均株価は続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万6000円-2万6600円を想定。
休場明けの米国株は大幅高。ダウ平均は641ドル高の30530ドルで取引を終えた。前の週に大きく下げており、押し目を拾う動きが活発となった。米長期金利は上昇し、為替市場ではドル高・円安が進行したが、買いの勢いは緩まず、強い動きが続いた。
 
きのう21日の日経平均株価は、時間外取引で米株価指数先物が上昇していたことを支えに大幅反発した。現地21日の米国株式も上げたことから、買いが先行するとみられる。ただ、2万6500円前後の水準は、前週に下げ止まる動きをみせていただけに、戻り待ちの売りも予想され、上値が重くなる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(20日は135円22-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同142円74-78銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比210円高の2万6440円だった。
 
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■アルフレッサ ホールディングス <2784>
発行済み株式数の13.7%にあたる3217万7600株の自社株を消却する。消却予定日は7月15日。
 
■シチズン時計 <7762>
発行済み株式数の6.47%にあたる2035万3809株の自社株を消却する。消却予定日は7月29日。
 
■FRONTEO <2158>
住友ファーマ <4506>と統合失調症を対象とするAIプログラムの研究開発に向けた試験計画書作成の業務委託契約を締結。
 
■バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.82%にあたる150万株(金額で10億2900万円)を上限に、6月22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■ジャパンディスプレイ <6740>
出光興産 <5019>と多様なディスプレーに適用可能な多結晶酸化物半導体「Poly-OS」を開発。
 
■タムロン <7740>
今期配当を5円増額修正。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
22(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/27~28開催分)
 
【海外】
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
米20年国債入札
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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