6日の東京株式市場は堅調展開か。
休場明けの米国株は主要3指数がそろって上昇しており、これを好感して買い優勢の展開が想定されるその後は、模様眺めムードが広がりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1750円。
現地5日の米国株式は、米国とEU(欧州連合)の自動車を巡る対立が和らぐとの期待感などから反発。日経平均株価は4日続落し750円強の下落を演じていただけに、買い戻しやリバウンド狙いの買いが先行するとみられる。
ただ、買い一巡後は、米国による中国への追加関税措置が日本時間の午後1時以降に実施される可能性があり、時間外取引での米株価指数先物や中国の上海総合指数の動きをみたいとして、様子見気分が強まるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(5日終値は110円65-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円30-34銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比190円高の2万1680円だった。
【好材料銘柄】
■大阪有機化学工業 <4187>
上期経常が20%増益で着地・3-5月期も20%増益。
■フロイント産業 <6312>
3-5月期(1Q)経常は20%増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
6(金)
5月家計調査(8:30)
5月毎月勤労統計調査(9:00)
5月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
サーラ、Fブラザース、TSI HD、久光薬、マルゼン、技研製、マックハウス、オンワードHD、ワキタ、チヨダ、AIT、吉野家HD、ベルク、ヤマザワ
【海外】
米6月雇用統計(21:30)
米5月貿易収支(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
