4日の東京株式市場は反発後、戻りを試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万4100円-2万4400円
米国では9月のADP民間部門雇用者数やISM非製造業総合指数の良好な内容が確認でき、主要3指数がそろって上昇。ダウ平均は連日で史上最高値を更新した。
日経平均は急ピッチの上昇が続いた分、昨日3日の日経平均株価は4日ぶりに反落し上値の重さも見られたが、きょうは米国からの強いフォローの風を受け、改めて買いの勢いが強まる可能性が高い。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ば(3日終値は113円87-89銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の半ば(同131円85-89銭)とやや円高方向にある。対ドルでの円安を受け、出遅れ感のある自動車関連株を中心に、輸出関連株が上昇を支えそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比140円高の2万4280円だった。
【好材料銘柄】
■夢みつけ隊 <2673>
東証が4日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■トランザクション <7818>
前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■トランスジェニック <2342>
京都大学発ベンチャーの京ダイアグノスティクスと、ヒトがん幹細胞スフェロイド移植マウス(PDSX)を用いた非臨床試験で業務提携。
■ビーイング <4734>
今期経常を15%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
4(木)
投資の日
《決算発表》
クリーク&リバ、三協立山、不二越、佐鳥電機、ナガイレーベ、毎コムネット、アオキスーパー
【海外】
米8月製造業受注(23:00)
《米決算発表》
コストコ、コンステレーションブランズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
