26日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万1200円-2万1600円。
欧米市場はそろって上昇。米国株が前日とは一転してハイテク株に買いが入って全面高となっており、日本株にも好影響が見込まれる。
昨日25日に大幅安となっていた反動もあり、朝方は買いが先行するとみられる。
ただ、前週末19日終値(2万2532円08銭)から25日(2万1268円73銭)まで、約1263円の下落となっていることもあり、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
また、今晩米国では7-9月期GDP速報値の発表もあり、様子見姿勢も強まりやすいだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(25日終値は112円30-32銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円02-06銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比295円高の2万1565円。
【好材料銘柄】
■アサヒホールディングス <5857>
上期税引き前は4%増益で着地、今期配当を46円増額修正。
■JBCCホールディングス <9889>
今期経常を18%上方修正。
■FDK <6955>
上期経常は158倍増益・通期計画を超過。
■アジアゲートホールディングス <1783>
東北地方を中心に事業展開する東日本不動産の株式を取得し子会社化する。
■日本M&Aセンター <2127>
上期経常を11%上方修正。
■日立金属 <5486>
上期税引き前は33%増益で着地、今期配当を8円増額修正。
■日本トリム <6788>
今期経常を16%上方修正。
■ネットワンシステムズ <7518>
上期経常が2.1倍増益で着地・7-9月期も78%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
26(金)
日中首脳会談
10月都区部消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
松井証、東海東京、帝国ホテル、木曽路、九電工、MonotaRO、グリー、信越化、四国化、東映アニメ、ミルボン、マックス、日立、明電舎、航空電、新電工、ショーワ、リコー、JSP、PALTAC、八十二、オリックス、大京、日立物、沖縄セルラー、関西電、トーエネク、Vコマース、富通ゼネ、小糸製、中部電、ブルボン
【海外】
米7-9月期GDP速報値(21:30)
《米決算発表》
ムーディーズ、エーオン、ウェアーハウザー、コルゲート・パーモリーブ、フィリップス66
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
