堅調スタート、米国株高で買い優勢

【寄り付き概況】

6日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比100円67銭高の2万1647円66銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.30ポイント高の1685.50で始まった。
 
前日のNYダウなど主要指数がいずれも反発、目先リスクオフの巻き戻しに動いている。日本時間午後1時に米中両国で追加関税が発動される見込みで米中貿易摩擦問題への懸念はくすぶるが、日経平均は前日までの4日続落で、この間に水準を760円弱下げていることで突っ込み警戒感も強く、足もとは空売りポジションをとっていた向きの買い戻しが優勢となっている。
ただ実需の買い意欲は限定的とみられ、中国などアジア株市場の動きを横目に買い戻し一巡後の動きが注目される。 
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に食料品、繊維、ゴム製品、電気機器、水産など。
 
 
個別では、トヨタ、日産自の自動車株がしっかり。ソニーが堅調で、キーエンス、ファナック、村田製も買われている。ソフトバンクGが強含み。ファーストリテは反発。三菱UFJ、みずほFGは小幅高となっている。
半面、任天堂が反落。東エレクは弱含み。良品計画、TATERUもさえない
 
225先物は、SBI・JP・シティ・ソジェン・みずほ・GSが買い越し。
野村・モルスタ・ナティクス・クレディ・アムロ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・GS・日興・JPが買い越し。
ドイツ・大和・みずほ・バークレイズ・メリルが売り越し。
 
外資系等は、セブンアイ(3382)、CTC(4739)、東海カ(5301)、東芝(6502)、ユニチャーム(8113)、三菱自(7211)に注目。
 
テクニカル的にはKDDI(9433)が動兆。
 

 

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