5日の日経平均株価は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円-2万8100円を想定する。
NYダウ平均は103ドル高の34921ドルで取引を終えた。
きのう4日の日経平均株価は、方向感に乏しい展開ながら、4日ぶりに反発して取引を終えた。底堅い動きのなか、現地4日の欧米株式が上昇したこともあり、買い先行スタートとなりそう。シカゴ日経平均先物からは2万8000円近辺からのスタートが見込まれる。3月に9連騰した後は比較的値を保っており、改めて上を試す流れとなることで、売りは引っ込み買いは急がれるという好循環が生まれるだろう。
ただ、手がかり材料に乏しい状況が続いていることから、模様眺めムードが広がる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=122円台の半ば(4日は122円65-66銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=134円台の半ば(同135円30-34銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比210円高の2万8000円だった。
【好材料銘柄】
■エスプール <2471>
12-2月期(1Q)経常は75%増益で着地。
■スター・マイカ・ホールディングス <2975>
発行済み株式数(自社株を除く)の9.7%にあたる180万株(金額で31億円)を上限に、4月5日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■ネクステージ <3186>
12-2月期(1Q)経常は58%増益で着地。
■スタジオアリス <2305>
前期経常を21%上方修正・10期ぶり最高益、配当も20円増額。
■マーチャント・バンカーズ <3121>
SDGsへの取り組みとしてNFTマーケットプレイス「NFT LaFan」でパラリンアート作品を販売開始。
■バイク王&カンパニー <3377>
12-2月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
■川口化学工業 <4361>
今期経常を20%上方修正。
■キャンバス <4575>
東京大学との共同研究契約期間を延長。
【主な経済指標・スケジュール】
5(火)
2月毎月勤労統計(8:30)
2月家計調査(8:30)
10年国債入札
《決算発表》
スギHD、ダイセキ、サンエー、平和堂、トーセイ、薬王堂HD、瑞光、ダイセキソリュ、三協立山
【海外】
米2月貿易収支(21:30)
米3月ISM非製造業景気指数(23:00)
休場:香港(清明節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
