堅調な展開か

16日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7000円-2万7600円を想定。
NYダウ平均は422ドル高の34988ドルで取引を終えた。ナスダックも2.5%高と強い動きとなった。ロシアがウクライナ国境付近からの軍隊の一部撤収を発表したことで、高まっていた緊張がいったん緩和され、主要3指数がそろって4日ぶりの反発となった。
きのう15日は、取引終了にかけて下げ渋る動きをみせていたことや、ウクライナ情勢への警戒感が後退し、現地15日の欧米株式が反発した動きなどから、買い先行スタートとなろう。
ただ。連日で大幅続落していたこともあり、買い一巡後には、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(15日は115円34-35銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同130円48-52銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比605円高の2万7445円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ALBERT <3906>
今期経常は51%増で3期連続最高益更新へ。
 
■Mマート <4380>
前期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■室町ケミカル <4885>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.71%にあたる10万株(金額で1億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月16日から4月30日まで。
 
■アスタリスク <6522>
上期経常を一転46%増益に上方修正。
 
■ウインテスト <6721>
今期最終は黒字浮上へ。
 
■山崎製パン <2212>
今期経常は22%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.97%にあたる420万株(金額で76億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ビーロット <3452>
今期経常は49%増益へ。
 
■ソルクシーズ <4284>
キンドリルジャパンと金融業界向けIT領域で協業を開始。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
カイオムのADLibシステムを使用して富士レビオが開発する特異的抗体を含む診断薬キットの製品化に伴い、同製品に係る知的財産の実施に関する契約を締結。
 
■ヤマシナ <5955>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.51%にあたる70万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月18日から3月31日まで。
 
■HANATOUR JAPAN <6561>
前期最終は赤字縮小で着地、今期業績は非開示。また、アリババ<BABA>グループが運営するオンライン旅行サービスプラットフォーム「Fliggy(フリギー)」とシステム連携を開始。
 
■ユニ・チャーム <8113>
今期最終は9%増で2期連続最高益、2円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.70%にあたる420万株(金額で170億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
16(水)
【国内】
1月首都圏マンション発売(14:00)
12月訪日外客数
 
【海外】
中国1月生産者物価指数(10:30)
中国1月消費者物価指数(10:30)
米1月小売売上高(22:30)
米1月鉱工業生産指数(23:15)
米2月NAHB住宅市場指数(2/17 0:00)
FOMC議事録(1/25~1/26開催分)
米20年国債入札
《米決算発表》
エヌビディア、アプライド・マテリアルズ、クラフト・ハインツ
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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