堅調な展開か

11日の日経平均株価は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円-2万8100円。
NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。上昇したダウ平均とS&P500は史上最高値を更新しており、ナスダックは0.5%程度の下落にとどまっていることから、日本株にはポジティブな影響の方が大きいと予想する。
きのう10日の日経平均株価は朝高後、上げ幅を縮小する格好となったが3日続伸した。
積極的に上値を追う材料には乏しいものの、4-6月期決算発表が続くなか、業績が好調な銘柄には総じて良好な反応を示していることから、支えとなりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(10日は110円44-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円56-60銭)と小動き。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比115円高の2万7965円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■神田通信機 <1992>
4-6月期(1Q)経常は7.7倍増益・上期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.06%にあたる5万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ランディックス <2981>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■デジタルハーツホールディングス <3676>
4-6月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。
 
■オークネット <3964>
今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
■第一稀元素化学工業 <4082>
4-6月期(1Q)経常は39倍増益・上期計画を超過。
 
■リベルタ <4935>
上期経常は6.1倍増益で着地。
 
■OATアグリオ <4979>
今期経常を23%上方修正、配当も5円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.60%にあたる25万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■東邦亜鉛 <5707>
今期経常を一転37%増益に上方修正。また、アサカ理研 <5724>と使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル抽出・精製にかかる前処理プロセスの確立を目的とした共同研究開発契約を締結。
 
■KeePer技研 <6036>
今期経常は43%増で4期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ。また、トヨタグループの自動車部品専門卸売会社であるトヨタモビリティパーツでKeePer ボディコートを発売。
 
■アライドアーキテクツ <6081>
今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■バーチャレクス・ホールディングス <6193>
上期経常を8倍上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
 
■ヒーハイスト <6433>
今期経常を2.5倍上方修正。
 
■コーユーレンティア <7081>
今期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ヨネックス <7906>
今期経常を86%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
 
■サンフロンティア不動産 <8934>
4-6月期(1Q)経常は3.7倍増益で着地、上期配当を21円実施。
 
■ブティックス <9272>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■ビジョン <9416>
非開示だった今期経常は4.5倍増益へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
11(水)
【国内】
7月マネーストック(8:50)
7月工作機械受注(15:00)
30年国債入札
《決算発表》
SMC、ゆうちょ、日本郵政、第一生命、ネクソン、楽天G、電通G、かんぽ、東急、コカコーラBJH、浜ゴム、Gウイン、カネカ、福山運、ADEKA、ミライトHD、森永菓、九州FG、TKC、アイフル、BML、CKD、加藤産業、ソラスト、山善、LINK&M、ノーリツ、RSTECH、鴻池運輸、シークス、ライフネット、サカタインクス、理ビタミン、日本KFC、松田産業、日本ハウズ、関電化、マイクロニクス、やまびこ、紙パル商、QDレーザ、ソレイジア、MDNT、データHR、リビン保証、Sイノベション、ホットリンク、イーエムネットJ
 
【海外】
米7月消費者物価指数(21:30)
米7月財政収支(8/12 3:00)
米10年国債入札
《米決算発表》
イーベイ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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